ロボザックを操作する際、必ずお世話になるのがリモコン。
一番お馴染みなのは、やはりIRリモコンでしょうか。
使い勝手自体は決して悪くないですし、単にボタンを押すだけですので動作も確実です。ただ外観がテレビやビデオのリモコンと同様のため、どうしてもロボットを操縦しているという実感が希薄になるような気がします。
また赤外線通信のためリモコンと機体の間に遮蔽物があると、上手くコントロールできないことがあり、至近距離で機体を追いかけながら操縦するという形になりがちです。
もっとも我が家の場合、リモコンを直接ロボザックではなく、天井に向けても大抵反応してくれるようです。
週刊ロボザック完結号の85号で動かせるようになったのが、無線送信機。通称プロポとよばれているものですね。
電波通信(ロボザックの場合は短波帯)のため遠隔操作向きで、ご存じのように競技会では必須アイテムになっています。ラジコン模型のコントローラーとしてはお馴染みのものですが、ロボザック用のZebra 4FMの場合は少々厳しい評価の方が多いかもしれません。
というのも可動部分は電源スイッチ以外は、左右2つのスティックのみ。他のスイッチに見える部分はダミーのようです。電源ランプ以外はインジケータやディスプレイの類も全くありません。いかにも廉価版というか簡素な造りですが、それでもハイテックマルチプレックスジャパンさんのサイトを覗くと、発売日未定ながら単体で9,800円の定価になっています。
ただしそれなりに重量感もある送信機ですので、IRリモコンとは異なり、操作しているとロボットを操縦しているという臨場感のようなものは感じます。とは言え、いたって簡素な造りですから、これを持って競技会へ行くとネガティブな意味で注目されてしまいそうです。
一方、こうして見ると意外に上手くできているように思えるのが、i-SOBOTのIRリモコン。
小型ながらジョイスティックが2本に、ボタンの総数22個。液晶画面も付いてます。リモートコントロールモードでは、ジョイスティックで前進・後退・旋回等はもちろん、頭や腰、腕の操作ができ、各ボタンの組み合わせで130以上のアクションが実行できます。
液晶画面で入力内容が確認でき、マクロ機能があるのも便利。赤外線送信ながらプロポの雰囲気もある程度味わえます。ネット上で実売価格2万円代前半のロボットの付属品ということを考えると、良くできているように思います。機体に負けず開発には力が入れられていたかもしれません。
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