秋風にゆれるラベンダーの花
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ここ二日は真冬日が続いており、また冬に逆戻りといった感じです。
先週末の6日に例の郊外の畑で白鳥たちの姿を見かけました。まだ辺りは一面の銀世界なので、思ったよりかなり早い出現に驚きました。
本州で越冬していた群れでこれから暖かくなればシベリア方面に帰ってゆくのでしょうが、積雪は20~30cmはあるはずで、白鳥達にはまだ落ち穂拾いは難しそうです。
50羽ほどの群れでしたが、ケータイ写真なので様子はイマイチですね。
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前回に続いて今回は「北海道の常識」食べ物編です。食文化というのは地域ごとに最も強固な継続性があるそうですが、確かに調べてみると地域ごとにかなりいろいろありそうです。
1)鶏の唐揚げを「ザンギ」と呼ぶ
2)「大判焼き」を「おやき」と呼ぶ
3)赤飯に甘納豆を入れる
4)節分に落花生を殻ごとまく
5)「雪中キャベツ」を知っている
6)豚串を「焼き鳥」と呼ぶ地方がある
7)サラダにラーメンを入れる
8)コンビニでおにぎりを温める
9)茶わん蒸しが甘い
10)食パンを「角食」と呼ぶ
11)すき焼きを豚肉ですることがある
12)「カツゲン」「ガラナ」は、北海道だけ
13)大みそかにおせち料理を食べてしまう
14)ジャガイモに塩辛をのせる
1)~7)は北海道特有らしいことは知っていました。3)の赤飯に甘納豆は私は苦手で、赤飯の際は必ず「小豆にして」と言うことにしています。4)は本来はやはり大豆なんでしょうね。でも殻付きだと食べる際に衛生的なような気がします。7)は意外におしゃれな感じがしますがどうでしょう。
8)~13)が北海道特有とは全く思いませんでした。8)はコンビニでおにぎりを買うと普通に「温めますか?」と訊かれることが多いですが、道外では温めないのでしょうか? 9)は逆に私はほんのりと甘い茶わん蒸し以外食べたことがないのですが、道外だとどんな味?
12)の「カツゲン」はヤクルトに似た乳飲料。「ガラナ」は炭酸飲料。栃木のレモン牛乳のような地域限定品ですね。
14)のジャガイモに塩辛って何 道産子の私も知らないぞっと ジャガイモは塩ゆでしたものにバターを付けて食べるのが美味しいと思いますが・・・。
ちなみに北海道ではジャガイモを馬鈴薯とも言いますが、私はこのジャガイモとワカメの味噌汁が大好き。 でもこの味噌汁もひょっとして北海道特有なのかなぁ。
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連日真冬日が続きますが、寒さの峠はいよいよこれから。毎年の事ながら嫌になります。
狭いようで意外に広い日本。やはり地域ごとに独特の慣習や文化があって、北海道の場合でも道外の人から見ると不思議なことがいろいろあるようです。元旦の新聞に載っていたものなどから習慣などについて以下に順不同でご紹介しましょう。
1)コタツのある家はまれ
2)一部地域以外の七夕は8月7日
3)運動会は5月の行事
4)結婚式が会費制
5)巨大な灯油タンクが家の外にある
6)花見は桜の下でジンギスカン鍋
7)雪でも傘をささない
8)女性は雪道でもハイヒール
9)家に雨戸がない
10)香典には領収書がつきもの
11)百人一首は下の句しか使わない
12)年中行事の「観楓会」「炊事遠足」
1)~11)までは北海道特有らしいことは知ってましたが、12)の観楓会はともかく炊事遠足は本州では行わないのでしょうか。
2)は東北地方などでも確か8月7日ですね。5)も東北などの寒冷地で見かけそうな気がします。6)は確かに札幌の花見の名所の丸山円山公園などでは、花見の季節になるとジンギスカンの臭いで桜の木がダウンしそうです。 8)については最近はロングブーツの女性が多いですね。10)は法人向け。11)の百人一首は取り札が木製であるというのも北海道独特らしいです。
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高校生の頃、当地北海道では見たことの無い「ドクターペッパー」なるソフトドリンクが関東で売られていることをたまたま知り、地域によって売られている飲料も違うことに妙に感心した記憶があります。
社会人になってから、これもたまたま九州(熊本)限定で「うまかっちゃん」というインスタントラーメンが売られていることを知り、インスタント麺にも地域限定品があることを認識した次第。
一方、当地北海道限定販売もので自動販売機などでよく見かけるのがこれ。おなじみ缶コーヒーのジョージアですが、デザインがもろに北海道、限定デザイン缶となっています。謳い文句もご覧の通り「北海道限定」。中身はサントス・プレミアムで普通に美味しいのですが、「売り上げの一部を販売数量に応じて北海道庁を通じて北海道に還元しております」とのこと。地域還元型の限定販売もののようです。
もう一つご紹介したいのがこれ、カップ麺のファイターズヌードル。ご覧のように日本ハムファイターズのロゴとマスコットのBBがデザインに使用されています。
これも北海道限定販売とのこと。ただこのカップ麺、中身の方もちょっと凝っていて、具材のミニナルトをよく見るとファイターズのイニシャルのFがしっかりデザインされています。
この様子では日本各地様々な限定販売食品がありそうですが、福岡へ行くとホークスヌードルなんていうのが、やはり売られているんでしょうか?
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[更新:'09/07/02 カテゴリー分類についてを追記]
今回はこの6月に発売されたばかりの地元北海道ネタの書籍の紹介です。
○「札幌の秘境」 青木由直 著 北海道新聞社
秘境というとヒマラヤやアマゾンの奥地を連想する方も多いと思いますが、この本でいう秘境は少し違っていて、
1)意外な場所(対象)で、大都会札幌で、こんなところにこんな場所や物があったのかを満たすもの。
2)無料で自由に見ることができるもので、無料ということは秘境がビジネスの対象外で広義の公共性があること。
3)考えさせられる背景があることで、単に足を踏み入れたことのない場所ではなく、歴史や世の中の仕組みが働いて思いがけないものが顔を出してくるようなもの
だそうです。この都市秘境のコンセプトのオリジナルは、同じ著者による2006年出版の「札幌秘境100選」。今回は地元の大手出版社に認められて、はれの発行ということになります。
私は続編ともいうべき「江別・北広島秘境100選」の方を持っており(以前投稿した瑞穂池の話はこの本で知って散策したものです。)、絶版状態となっていた「札幌秘境100選」の発売も期待していました。
著者の青木由直さんは北大の名誉教授。北大を定年退職後に都市秘境に着眼し、取材を始められたとのことです。要ってみれば都市秘境という概念に着目された先駆者ですね。
今回の「札幌の秘境」に登場する秘境の数は50。100ではないのは少し残念ですが、内容は建物、神社・仏閣、歴史・碑、公園・景観、山、川、生き物、科学技術、暮らしの九つのカテゴリーに分類・整理されており、好きなところから読めます。
”人影のない藻岩山平和塔”や”発寒川での自然との共生”など誰が見ても秘境感満点のものから、中には”サッカーステージを引き込む札幌ドーム”なんていうものもあります。
プロ野球日本ハム戦では4万人以上のファンが集う札幌ドームがなぜ秘境?と思ってしまいますが、ご存じのように札幌ドームはサッカーの試合にも対応していて、その際には屋外で生育している芝のサッカーステージを屋内に移動させることになり、これが多分上記3)に該当するのでしょう。
あと体裁の特徴としては、とにかく写真が豊富なこと。各ページには文章と共に平均3~4枚の写真が掲載されており、百聞は一見にしかずと言いますがなかなかビジュアルな本になっていると思います。
オールカラー205頁で1200円+税。大都市札幌の意外な側面を堪能したい方にはお薦めです。
◇写真は同書の表紙。腰巻きによれば”「秘境」という修飾語がついているけれど、本書は大都市札幌の紹介本であり、本書を片手に札幌散策を行うガイドブックになりうる本と考えている。”とのこと。
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風薫る5月になりましたね。早いもので今年も3分の1が経過しました。今回は以前紹介させて頂いた「北海道鉄道駅大図鑑」に続く北海道ネタの書籍の紹介です。
○「北海道の森と湿原をあるく」 河井大輔 著 寿郎社
北海道というと”雄大な大自然”を連想される方は多いのではないでしょうか。著者の河井大輔氏は大阪生まれで19歳で札幌に移ったネイチャーフォトライター。現在は道外に在住されているようですが、以前読売新聞の北海道版に氏の自然紀行の連載があり、たまたま名前を知っていたことから、買い求めていた本です。
・緑の森の写真が満載。次々に現れる緑色が目にしみる。
この本は北海道の森と湿原を散策してみたい人のための「自然遊歩道案内」。
本書の前口上によると、著者の言う「あるく」とは登山でもウォーキングでも無く「遊歩」で、自然を「歩く・見る・聞く」ことだそうです。普通に歩けば十分もかからぬ道を、数時間をかけて味わいながら進む散歩のようなこととも書かれており、一種の浮世離れ体験ですね。
この本の構成の特徴の一つは各遊歩道毎に、見開きのカラー写真の後に地図付きの見開きの文章が続くということ。つまりページをめくる毎に交互に緑一杯の自然風景の写真が目に入る訳で、文字通り緑が目にしみるような印象です。
もう一つの特徴は掲載されている地図。単なる道しるべでは無く、このあたりには○○の花が見られるとか、シマリスが姿を現すとか各ポイント毎の見所が具体的かつ要領良く記述されていることです。
役に立つのは巻末の付録。自然散策時の服装と持ち物、危険な生き物への注意事項が丁寧に記述されています。北海道の危険な生き物と言えば、ヒグマを連想する方が多いでしょうが、トップに登場するのはスズメバチ。これは本州各地と全く同じですね。
紹介されている森と湿原のコースは105。私は生粋の道産子ですが、残念ながらこの中で実際に歩いたことのあるのは片手で数えるほどです。近くまでなら行ったことがある・・・というのは結構あるのですが。現実は浮き世にどっぷり漬かった生活をしているわけです。
不思議なのは野鳥にも造詣の深い著者なのに、広く知られたウトナイ湖のバードサンクチャリが紹介されていないこと。アクセスの良い遊歩道が整備されており、有数の野鳥の宝庫なのに何故でしょう。何か大人の事情があるのかな。
全275頁で2800円+税というのは気楽に買える値段とは言えないかもしれませんが、フルカラーということを考えるとやむ得ない価格でしょう。ビギナー向けとは言え、北海道の自然を気合いを入れて楽しみたい人向けの、ある意味専門書ですね。
掲載されているコースの中で、比較的気軽に行ける私のお薦めは石狩海岸・石狩浜。砂浜と灯台、360度開けた視界。ハマナスの咲く頃行くと最高!
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4月30日は北広島市にある南の里緑地に行って来ました。南の里緑地というのはここ2年弱くらいの間に整備された、散策路のある緑地保全地区です。幹線道路のすぐ脇に入り口があり、以前から1度訪れたいと思っていましたが、ようやく行くことができました。
入り口から散策路に入ってまず驚かされたのは、結構な勾配の上り坂になっていること。歩いてみるとすぐ気付くと思いますが、ここの散策路はほとんど平坦地が無く、所々に階段のあるアップダウンの道を歩くことになります。
人によって異なると思いますが、散策する場合は普通1~2Km歩くことになるはずでイメージとしては、整備がされているとはいえ坂道が連続する山道を歩く感じになるため、あまり年配の方には向かない散策路かも知れません。実際アップダウンの繰り返しが多いためか、休憩用のベンチがあちらこちらに設けられています。(私が行った時は還暦過ぎの、ご夫婦と見受けられる方々が2組程歩いておられましたが)
もう一つ驚いたのは、入り口から100m程で出くわすミズバショウの群生地です。少し前に安平町の群生地について書きましたが、こちらの群生地も安平町に勝るとも劣らないというか、むしろ上回る規模です。本当は1週間から10日ぐらい前が見頃だったと思いますが、家から車で5~6分の距離の場所にこんな立派な群生地があるとは、不覚でした。ウグイスをはじめ野鳥のさえずりに心もなごみます。来年はもう少し早く来よう。(笑)
適度な規模で整備された散策路のある南の里緑地ですが、難点をあげるとすれば幹線道路のすぐ脇に入り口があるのですが、駐車場が狭く、普通車2台で満車になってしまうことでしょうか。
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