現役最年長棋士有吉九段引退へ
地デジの天気情報によると、今日の当地の最高気温は氷点下10.5℃で最低気温は氷点下20℃!。寒中とはいえ、さすがに寒いです。ここはシベリアか!?
新聞によると、現役最年長棋士の有吉道夫九段(74才)が2日に行われたC級2組の順位戦で敗れ、規定により(60才以上で陥落のため)3月31日で引退になるとのことです。
調べてみたらプロ生活は56年だそうで、棋聖位の獲得、NHK杯での優勝経験もあるんですね。かの大山十五世名人の一番弟子ということで、タイトル戦では4度も師弟対決があったそうです。
最後まで棋戦で戦い続けた有吉九段、お疲れ様でした。
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コメント
どうりでストーブ焚いても寒いはず。
有吉9段とうとう。
A級在位は20年以上でしたっけ。
負けが込んできてからも続けられるというのは、いくら将棋が好きでも私などとは人間の出来が違うという気がします。
あと個人的にいつまでも頑張ってほしいのは石田和雄のおっさん(^^) 名物ですから。
ヒロビ様、伊藤能という棋士をご存知でしょうか。
米長さんの弟子で当時の既定年齢ギリギリで四段に昇格して話題になった人。
今どうかと検索したら06年にフリークラスになっちゃってました。
毎年新四段が誕生するということは同じ数だけ辞めていく人がいるということ。と、鈴木輝彦7段がおっしゃてたことがありますが、辞めていくというのはフリークラスになるということ?それとも廃業ということでしょうか?
投稿: 永世駒落ち | 2010年2月 4日 (木) 01時17分
永世駒落ちさん、こんにちは。
おっしゃるようにタイトルホルダーだったトップ棋士が引退宣言せずに、C級2組で対局を続ける例はかなり珍しいようですね。
不勉強なので伊藤能さんのお話しは初めて伺いましたが、考えてみると確かに新四段のプロ棋士が誕生するということは、辞める棋士もいるわけですね。
C級2組を降級すると通常はフリークラスになるわけですが、有吉九段の場合は年齢制限60才以上の規定にかかりフリークラスに在籍できず引退ということのようです。
イメージとしてはやはりプロ棋士を廃業という感じになるのでしょうか。
正確には将棋連盟の会員であるので、「退役棋士」という扱いだそうです。
投稿: ヒロビ | 2010年2月 4日 (木) 08時02分