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NHK杯戦の羽生NHK杯対先崎八段

1月17日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは3回戦第6局。羽生善治NHK杯(四冠)と先崎学八段の対局でした。放送日は雪かきに追われていたため、ビデオ録画したもので観戦です。先崎八段は現在の将棋講座の講師をされていますが、羽生NHK杯とは同じ年の生まれなんですね。知らなかった。

解説は森下卓九段。こちらも昨年の将棋講座で講師をされていましたのでおなじみ。大盤の前の姿は久々ですね。

両者の対戦成績は羽生NHK杯の13勝、先崎八段の1勝だそうで、ずいぶん差があるように思いますが、同じプロ棋士でそう極端に力量に差があるとは考えにくいので、メンタル的な要因もあるのでしょうか。

先手は羽生NHK杯。予想通りの相居飛車で矢倉模様に。18手目の△9四歩を見て解説の森下九段は、手損になるだけの無駄な一手ではないかという指摘を再三されていましたね。△9四歩そのものが悪手という訳ではないでしょうが、その後の進行はこの序盤の端歩突きを活かせない展開に。

42手目の△7七歩と先手玉に王手を掛けた先崎八段ですが、その後はなかなか攻めが繋がらず、60手目△5一飛車と後手の玉頭に角、隣には飛車という悪形になってしまいます。逆に先手の羽生四冠は89手目▲2四飛車と満を持して自陣にいた飛車をくり出し、「飛角銀桂」の寄せです。

結局97手で先崎八段の投了となりました。先崎八段とすれば、羽生NHK杯をもう少し慌てさせるような展開にしたかったはずですが、残念でした。個人的には何となく羽生NHK杯が勝ったような印象の対局でしたが、もちろんプロ棋士の対局ですので何となくなはずは無く、お二人ともフル回転で読みを入れていたことでしょう。それだけ羽生さんが強いということでしょうか。

感想戦の放送時間は20分ほど。和やかなムードでした。

勝った羽生NHK杯の次の対戦相手は山崎七段ですね。さぁどんな対局になるのでしょうか。

Nhk100117

◇投了図。勝った羽生NHK杯は考慮時間を1分残した。

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コメント

先崎さんが羽生さんに1勝?!
羽生さんが飛ぶ鳥落とす勢いだった頃
このNHK杯決勝で羽生さんを破って
優勝されてますよね。
それ以来勝っていないということ?
私なら顔も見たくない相手でなごやかに
感想戦なんて出来ませんね。
先崎さんは初心向けの本を多く出されて
食指が動くのですが、いかんせん若い頃から師匠の米長さんに怒られるほどの言動でイマイチためらわせるんですなぁ。

投稿: 永世十四級 | 2010年1月24日 (日) 15時52分

永世十四級さん、こんばんは。

念のために調べてみましたが、おっしゃるように先崎八段の対羽生四冠の1勝というのは、優勝された時の1990年2月18日のNHK杯戦のみなんですね。(当時は五段)
なので、以来20年間勝ちが無いという、すごいスコアに・・・。

》若い頃から師匠の米長さんに怒られるほどの言動でイマイチためらわせるんですなぁ。
なるほど。そういえばその米長さんの言動だって必ずしも穏やかとは思えませんから、これは思案どころでしょうかねぇ。

投稿: ヒロビ | 2010年1月25日 (月) 19時33分

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