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2010年1月

NHK杯戦の渡辺竜王対久保棋王

○渡辺竜王の△6九銀が炸裂

1月31日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは3回戦第8局。渡辺明竜王と久保利明棋王の対局でした。今期初のタイトルホルダー同士の対局ということで、注目のカードの一つ。

両者の対戦成績は渡辺竜王の2勝、久保棋王の8勝。両者ともに順位戦はB級1組のため昨年後半にも対戦したばかり(ちなみにこの放送の収録は昨年末)。スコア通り久保棋王は渡辺竜王が苦手の棋士の一人ですが、直近の成績は互角のように思います。

放送解説は井上慶太八段。久保棋王の出身地の加古川市に井上八段がお住まいということで、関西つながりですね。語り口は軽快です。

先手は久保棋王。初手5六歩で中飛車の戦型に。対する後手の渡辺竜王はどうするかと注目していたら三間飛車に。順位戦でも竜王は振り飛車にした対局がありましたが、振り飛車の時の勝率はあまり高くないような気がします。穴熊にはせずに美濃囲いに。手数をかけずに攻める方針でしょうか。

一方の久保棋王は右玉ながら、金が7八の地点にいるという不思議な陣形です。

力戦形の序盤から△8四飛△6四飛と飛車が回って、渡辺竜王長考の後、38手目2五歩と戦いが開始。1筋~2筋を中心に攻める竜王。

攻め続ける渡辺竜王、どう手を作るか注目ですが、60手目は桂取りの△8七香。解説の井上八段は「初めて見ました!」。予想外の1手ですね。次の▲9七桂の後の△6九銀が6四の地点の飛車を竜にする妙手。

その後も竜王の攻めは途切れることが無く、結局86手で久保棋王の投了となりました。振り返ると終始竜王ペースの展開でしたので、さばきのアーティストの久保棋王としては不完全燃焼だったことでしょう。

竜王得意の細かい攻めがつながり、終わってみれば苦手相手の対戦とは思えない快勝です。

感想戦の放送時間は22分ほど。久保棋王は敗れたせいか静かな語り口が印象的でした。

勝った渡辺竜王の次の対戦相手は深浦王位。またもやタイトルホルダー同士の対局ですが、放送は早速来週ではありませんか。連続登場の竜王は大忙しですが、収録はダブルヘッダー?

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◇投了図。後手玉の囲いは無傷。

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デアゴスティーニ社の文庫本?

今日は真冬日でしたが、幹線道路の路面の雪は溶けてビショビショ。車は泥んこですね。

今日、ふと我が家の本棚にある文庫本を何気なく見たら、「デアゴスティーニ」の文字があります。

えっ、家にあるデアゴスティーニ社さんの書籍は週刊ロボザックだけのはず・・・と思って改めて確認。

文庫本のタイトルは”最強のジェット戦闘機-世界の航空機1-”でデアゴスティーニ編となってます。発行は2003年。どうやらロボザックを組み立て始めるより、かなり前に入手したものですね。実はこの本、以前デアゴスティーニ社さんから分冊で発行されていた「週刊ワールド・エアクラフト」から機種を選択し、内容を抜粋したものとのことです。

世界各国の戦闘機が紹介されているのはもちろん、実際にはB-52やA-10(ターミネーター4にも登場していましたね)などの爆撃機や攻撃機も登場するのですが、予想外なところでデアゴスティーニ社さんの名前に出会い、驚きました。

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◇発行は講談社(+α文庫)。表紙の写真はご存じ、可変後退翼を持つ米海軍のF-14トムキャット。既に退役済みの戦闘機だ。

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NHK杯テレビ将棋トーナメント2月の放送予定

1月24日放送のNHK杯、鈴木八段対糸谷五段戦は先手の糸谷五段が快勝しましたね。居飛車右玉の駒組みからノータイムの指し手連発で、今期一番の破天荒な将棋でした。個人的に意外だったのは振り飛車の鈴木八段で、本来終盤のねじり合いに強く、粘り強い指し回しが信条の方だと思いますが、思ったより淡泊な投了に感じました。早指しの初手合いで、糸谷流の将棋に消耗してしまったのでしょうか。

2010年2月のNHK杯戦の放送予定です。

ソースは将棋講座テキストと月刊ザテレビジョン。

○2月7日 準々決勝第1局
深浦 康市 王位 VS 渡辺竜王・久保棋王戦の勝者 
解説:橋本 崇載 七段 

○2月14日 準々決勝第2局
森内 俊之 九段 VS 糸谷 哲郎 五段
解説:杉本 昌隆 七段 

○2月21日 準々決勝第3局
丸山 忠久 九段 VS 三浦 弘行 八段
解説:塚田 泰明 九段 

○2月28日 準々決勝第4局 
羽生 善治 NHK杯 VS 山崎 隆之 七段 
解説:内藤 國雄 九段

今期のNHK杯戦もいよいよベスト4をかけての大詰めですね。解説では橋本七段が9月に続いて二回目の登場。内藤九段は、昨年度も確か羽生NHK杯(四冠)戦で解説をされていましたね。

それにしても気になるのは2月7日の放送。1月31日の放送で分かるのですが、はたして渡辺竜王と久保棋王のどちらの登場となるのでしょうか。

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NHK杯戦の羽生NHK杯対先崎八段

1月17日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは3回戦第6局。羽生善治NHK杯(四冠)と先崎学八段の対局でした。放送日は雪かきに追われていたため、ビデオ録画したもので観戦です。先崎八段は現在の将棋講座の講師をされていますが、羽生NHK杯とは同じ年の生まれなんですね。知らなかった。

解説は森下卓九段。こちらも昨年の将棋講座で講師をされていましたのでおなじみ。大盤の前の姿は久々ですね。

両者の対戦成績は羽生NHK杯の13勝、先崎八段の1勝だそうで、ずいぶん差があるように思いますが、同じプロ棋士でそう極端に力量に差があるとは考えにくいので、メンタル的な要因もあるのでしょうか。

先手は羽生NHK杯。予想通りの相居飛車で矢倉模様に。18手目の△9四歩を見て解説の森下九段は、手損になるだけの無駄な一手ではないかという指摘を再三されていましたね。△9四歩そのものが悪手という訳ではないでしょうが、その後の進行はこの序盤の端歩突きを活かせない展開に。

42手目の△7七歩と先手玉に王手を掛けた先崎八段ですが、その後はなかなか攻めが繋がらず、60手目△5一飛車と後手の玉頭に角、隣には飛車という悪形になってしまいます。逆に先手の羽生四冠は89手目▲2四飛車と満を持して自陣にいた飛車をくり出し、「飛角銀桂」の寄せです。

結局97手で先崎八段の投了となりました。先崎八段とすれば、羽生NHK杯をもう少し慌てさせるような展開にしたかったはずですが、残念でした。個人的には何となく羽生NHK杯が勝ったような印象の対局でしたが、もちろんプロ棋士の対局ですので何となくなはずは無く、お二人ともフル回転で読みを入れていたことでしょう。それだけ羽生さんが強いということでしょうか。

感想戦の放送時間は20分ほど。和やかなムードでした。

勝った羽生NHK杯の次の対戦相手は山崎七段ですね。さぁどんな対局になるのでしょうか。

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◇投了図。勝った羽生NHK杯は考慮時間を1分残した。

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NHK将棋講座テキスト2月号

先週の週末は雪かきに追われました。いよいよ本格的な積雪シーズンですね。

恒例のNHK将棋講座テキストの掲載内容の紹介です。

将棋講座テキスト2月号「先崎学のすぐわかる現代将棋」

○今月のテーマ:最新戦法 どんと来い!!

・中飛車党なら初手5六歩!!・・・・・・・・ 2月7日放送
・どうなる!?ゴキゲンVS居飛車穴熊・・・2月14日放送
・急戦と穴熊?両面作戦をねらえ!・・・・・2月21日放送
・組ませて勝負!?穴熊VS四間飛車・・・ 2月28日放送

先崎学八段による将棋講座の2月のテーマは『最新戦法 どんと来い!!』。残り2か月はオムニバス形式による解説だそうです。

カラー口絵とインタビュー記事に登場するのは、本テキストでも連載記事を書かれている久保利明棋王。原稿は携帯電話で作成されているとのこと。さらに口絵には昨年11月7日の将棋の日のイベントと11月15日の「棋士会将棋フェスティバル2009in東京」の写真も掲載されています。渡辺竜王の揮毫シーンも写っているようですね。

興味深いのは連載の「深浦康市・小伝」。深浦王位はなんとタイトル戦で初手9六歩を指したことがあるそうで、少し前に永世十四級さんとたまたまこの話になったばかりなので、ちょっと驚きました。

そして掲載されている2月前半のNHK杯戦の放送予定は以下の通り。

2月 7日  深浦康市王位-渡辺・久保戦の勝者(解説:橋本崇載七段)
2月14日 森内俊之九段-鈴木・糸谷戦の勝者(解説:杉本昌隆七段)

トーナメントもいよいよ大詰め。ベスト4をかけての対局ですね。

Kouza1002  ◇将棋講座テキスト2月号。表紙は久保利明棋王。背景は西の法隆寺と言われる出身地の加古川市にある鶴林寺の三重塔。別冊付録は”なるほど棒銀戦法(中井広恵女流六段)”。

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デジカメ用USBケーブルなぜこんなに種類が多い?!

かつてのパラレルポート接続からUSBポート接続に変わったプリンターに代表されるように、現在のパソコンのインターフェイスの主流となったUSBケーブル。外付けハードディスクやロボザック等のキットロボットの操作でも不可欠ですね。

プリンター用のUSBケーブルは良いとして、問題はデジカメとパソコンをつなぐUSBケーブルです。最近では百円ショップ(200円程)でも見かけますが、種類が多いんですね。

パソコン側はいずれも(A)オスなので問題がありませんが、デジカメのコネクター側は種類が多いらしく互換性が無く、私が知っているだけでも

1)4ピン丸型
2)4ピン角型
3)5ピンMini-B

というのが売られており、他にも電気店で入手できる富士フイルムのファインピックス/カシオのQVシリーズ用の

4)4ピン角型(上記2)とは異なる形状なので要注意)

があるんですね。ええい、ややこしい。 しかしこのデジカメ用USBケーブル、まだ種類がありそう。一体何種類あるんでしょう?

Usb_m_3 ◇百円ショップで売られているデジカメとパソコンを接続するUSBケーブル3種類。丸型といっても丸くは見えない? この他にも種類があるので購入の際は十分注意が必要。

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個性的な「北海道の常識」-食べ物など-

前回に続いて今回は「北海道の常識」食べ物編です。食文化というのは地域ごとに最も強固な継続性があるそうですが、確かに調べてみると地域ごとにかなりいろいろありそうです。

1)鶏の唐揚げを「ザンギ」と呼ぶ
2)「大判焼き」を「おやき」と呼ぶ
3)赤飯に甘納豆を入れる
4)節分に落花生を殻ごとまく
5)「雪中キャベツ」を知っている
6)豚串を「焼き鳥」と呼ぶ地方がある
7)サラダにラーメンを入れる
8)コンビニでおにぎりを温める
9)茶わん蒸しが甘い
10)食パンを「角食」と呼ぶ
11)すき焼きを豚肉ですることがある
12)「カツゲン」「ガラナ」は、北海道だけ
13)大みそかにおせち料理を食べてしまう
14)ジャガイモに塩辛をのせる

1)~7)は北海道特有らしいことは知っていました。3)の赤飯に甘納豆は私は苦手で、赤飯の際は必ず「小豆にして」と言うことにしています。4)は本来はやはり大豆なんでしょうね。でも殻付きだと食べる際に衛生的なような気がします。7)は意外におしゃれな感じがしますがどうでしょう。

8)~13)が北海道特有とは全く思いませんでした。8)はコンビニでおにぎりを買うと普通に「温めますか?」と訊かれることが多いですが、道外では温めないのでしょうか? 9)は逆に私はほんのりと甘い茶わん蒸し以外食べたことがないのですが、道外だとどんな味?

12)の「カツゲン」はヤクルトに似た乳飲料。「ガラナ」は炭酸飲料。栃木のレモン牛乳のような地域限定品ですね。

14)のジャガイモに塩辛って何 道産子の私も知らないぞっと  ジャガイモは塩ゆでしたものにバターを付けて食べるのが美味しいと思いますが・・・。

ちなみに北海道ではジャガイモを馬鈴薯とも言いますが、私はこのジャガイモとワカメの味噌汁が大好き。 でもこの味噌汁もひょっとして北海道特有なのかなぁ。

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個性的な「北海道の常識」-習慣など-

連日真冬日が続きますが、寒さの峠はいよいよこれから。毎年の事ながら嫌になります。

狭いようで意外に広い日本。やはり地域ごとに独特の慣習や文化があって、北海道の場合でも道外の人から見ると不思議なことがいろいろあるようです。元旦の新聞に載っていたものなどから習慣などについて以下に順不同でご紹介しましょう。

1)コタツのある家はまれ
2)一部地域以外の七夕は8月7日
3)運動会は5月の行事
4)結婚式が会費制
5)巨大な灯油タンクが家の外にある
6)花見は桜の下でジンギスカン鍋
7)雪でも傘をささない
8)女性は雪道でもハイヒール
9)家に雨戸がない
10)香典には領収書がつきもの
11)百人一首は下の句しか使わない
12)年中行事の「観楓会」「炊事遠足」

1)~11)までは北海道特有らしいことは知ってましたが、12)の観楓会はともかく炊事遠足は本州では行わないのでしょうか。

2)は東北地方などでも確か8月7日ですね。5)も東北などの寒冷地で見かけそうな気がします。6)は確かに札幌の花見の名所の丸山円山公園などでは、花見の季節になるとジンギスカンの臭いで桜の木がダウンしそうです。 8)については最近はロングブーツの女性が多いですね。10)は法人向け。11)の百人一首は取り札が木製であるというのも北海道独特らしいです。

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NHK杯戦の郷田九段対山崎七段

昨日放送されたNHK杯3回戦第5局の郷田真隆九段対山崎隆之七段戦。先手の山崎七段が相掛かりから攻勢を続け117手で勝ちましたね。

郷田九段も途中歩損で厳しそうな局面から、挽回していたのはさすがです。解説の野月七段も言われていたように、郷田九段は堂々とした棋風で清々しい対局だったと思います。

来週は羽生NHK杯対先崎八段戦。ディフェンディングチャンピオンの登場ということで、視聴率が上がりそうですね。

ところで、ふとアクセスカウンターを見ると220,000アクセスを越えていました。毎回書いているように、これも訪れてくれる皆さんのおかげです。ありがとうございます。

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B級1組順位戦11(10)回戦渡辺竜王対行方八段

1月8日のB級1組順位戦11回戦、渡辺竜王対行方八段戦を例によってネットで途中から観戦。(抜け番があったので、お二人にとっては10回戦ですね。)

ここまで8勝1敗と快進撃を続ける久保棋王に唯一、土を付けたのが7勝2敗の渡辺竜王。行方八段も6勝3敗とまた昇級圏内です。ここからは激しい星のつぶし合いですが、それだけにモチベーションも高まっていることでしょう。

先手は行方八段。この顔合わせなら相居飛車だろうと予想したらその通り、相矢倉の戦型に。指し手は非常に早く、昼食休憩までに54手まで進みました。両者の好調ぶりを物語っているかのようです。

サクサクした進行なら竜王にも分のある将棋のはずですが、1筋、3筋を中心に果敢に攻める行方八段。コメント入力の烏氏によると本局は前例のある展開で、今期の▲阿部八段-△松尾七段戦でも指された形だそうです。昼食休憩後は概して行方八段のペースで攻めが続いているように見えますが、両者研究範囲なのでしょうか。

夕食休憩後80手を越えてもなお前例通りの進行が続きます。終盤に入り手に汗を握る状況ですが、どちらが展開を打破するのか。

92手目長考から△8六飛車と、ここで手を変えたのは渡辺竜王。

その後は竜王が本領を発揮。△7九銀~△7八銀成と妙手の連発で攻めが見事につながり、先手玉に詰めろがかかります。結局112手で行方八段の投了となりました。

終盤まで熱戦でしたので、行方八段も恐らく△7九銀あたりまでは十分指せていた内容だと考えていたのではないでしょうか。お二人ともお疲れ様でした。

渡辺竜王ご本人よる解説はこちらで

同日行われた他の対局では久保棋王対松尾七段は松尾七段が、深浦王位対堀口七段は深浦王位がそれぞれ勝ちました。松尾七段、初のB1で大活躍ですね。

この結果B級1組の昇級争いは、星勘定では8勝2敗の渡辺竜王と久保棋王。7勝3敗の深浦王位と松尾七段に絞られてきたようです。2月5日の渡辺竜王対深浦王位戦がいよいよ天王山の戦いですね。頑張れ竜王!

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◇投了図。後手の△7二玉をみて先手が投了。終局は23時32分。残り時間は渡辺竜王1時間8分、行方八段1分。

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Robot Watch更新せず

これまでロボット関連の専門総合サイトの一つとして、私もずいぶん参考にさせてもらってきたRobot Watchさんですが、タイトルページを見てビックリ!

12月25日をもって更新を終了し1月5日以降はGAME Watchのホビー/ロボットチャンネルに統合されるとのこと。

時節柄規模の縮小ということでしょうか? う~む、残念。折角の専門サイトでしたのに。

これまで様々な記事を楽しませて頂き、ありがとうございました。>Robot Watchさん。

ホビー/ロボットチャンネルの今後の展開に注目ですね。

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等身大ガンダム再び

今日日中は特別寒い日ではなかったのですが、北西の風が強く体感温度はかなり低く感じられました。

昨年お台場に展示され話題になった、18mの等身大ガンダムですが、今年7月静岡市に登場するそうです。

設置場所はJR東静岡駅北側の空き地だそうで、東海道新幹線からも眺めることが可能とのこと。

設置先が見つからなければ、スクラップにされはしないかと案じていましたので、まずはご同慶の至り。

詳細はこちら

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ロボザックの公式サイトは3月末で終了?

2009年で終了かと思われた週刊ロボザックの公式サイトですが、今日現在も特に変わった様子は無く、公式サイトは継続されているようです。

で、お助け掲示板のページを見ると「本掲示板は2010年3月末を持ちまして終了させていただきます。長らくのご愛顧ありがとうございました。」とあります。

ということは、公式サイト自体もいよいよ3月末で終了ということでしょうか。どうせならトップページでも何か告知してもらえるとありがたいのですが。少し残念。

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新鮮に感じられる竜王戦6組1回戦の自戦記

以前も書いたように我が家で購読している新聞は読売。よってウイークデーは竜王戦の観戦記が毎日読めるわけです。

現在掲載されている第23期竜王戦6組1回戦の瀬川晶司四段対矢内理絵子女王の観戦記ですが、これが面白い。何とライターは対局者である瀬川四段ご自身。

瀬川四段といえば昨年5月、念願のフリークラス脱出を決めて話題になった方ですね。

観戦記というのは通常対局者ではない第三者(記者や棋士など)が書かれるわけで、棋士のブログ以外での自戦記というのは大変珍しいのではないでしょうか。

そのブログでの自戦記も大抵は自分の指し手を淡々と振り返る、といったスタイルが多いかと思いますが、この瀬川四段による自戦記は一味違っており、苦労人の方らしく自分の近況や対局に際しての対戦者への気持ちが率直に書かれており、興味深いものがあります。

何かワケ有りの企画なのかもしれませんが、これまでになく新鮮に感じられました。今後の記事も楽しみです。

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新春お好み将棋対局のことなど

新年明けましておめでとうございます。

いよいよ2010年が始まりましたが、はたしてどんな年になるでしょうか。とりあえず週刊ロボザックの公式サイトは未だ健在のようですね。

年末年始はテレビを見る機会が増えますが、今回はその雑感です。

○紅白歌合戦(12月31日)

・美川憲一さんの歌の時は肝心の美川さんよりも、何故かオードリーの春日さんの方が圧倒的に目立っていた気がしますが、不思議な演出に思いました。

・初出場の嵐ですが、堂々のスペシャルメドレーを披露。「今回の紅白では恐らくこの嵐の出演時間帯が視聴率のピークかなぁ。」と思ったら、続けて矢沢永吉さんが登場。驚きました。

○新春お好み将棋対局(1月1日)

・早指しペア対局:ペア対局と言えば大抵男女のペアと相場が決まっていますが、今回は男性同士のペアで違和感満点。見ていて何となくお尻がむずむずしました。

・NHK杯戦の司会ではとにかくやたらと地味な服装が多い矢内女王ですが、さすがに正月番組ということで華やいだ和服姿。NHK杯戦でもせめて普通にワンピースとか、オーソドックスにスーツ姿とかにしてもらえれば、と改めて思った次第。

・解説者は羽生善治NHK杯(四冠)。元旦から羽生さんのお顔を拝見できて、得をした気分。個人的には何だか大変縁起が良い気がしました。

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