« Robot Watch更新せず | トップページ | NHK杯戦の郷田九段対山崎七段 »

B級1組順位戦11(10)回戦渡辺竜王対行方八段

1月8日のB級1組順位戦11回戦、渡辺竜王対行方八段戦を例によってネットで途中から観戦。(抜け番があったので、お二人にとっては10回戦ですね。)

ここまで8勝1敗と快進撃を続ける久保棋王に唯一、土を付けたのが7勝2敗の渡辺竜王。行方八段も6勝3敗とまた昇級圏内です。ここからは激しい星のつぶし合いですが、それだけにモチベーションも高まっていることでしょう。

先手は行方八段。この顔合わせなら相居飛車だろうと予想したらその通り、相矢倉の戦型に。指し手は非常に早く、昼食休憩までに54手まで進みました。両者の好調ぶりを物語っているかのようです。

サクサクした進行なら竜王にも分のある将棋のはずですが、1筋、3筋を中心に果敢に攻める行方八段。コメント入力の烏氏によると本局は前例のある展開で、今期の▲阿部八段-△松尾七段戦でも指された形だそうです。昼食休憩後は概して行方八段のペースで攻めが続いているように見えますが、両者研究範囲なのでしょうか。

夕食休憩後80手を越えてもなお前例通りの進行が続きます。終盤に入り手に汗を握る状況ですが、どちらが展開を打破するのか。

92手目長考から△8六飛車と、ここで手を変えたのは渡辺竜王。

その後は竜王が本領を発揮。△7九銀~△7八銀成と妙手の連発で攻めが見事につながり、先手玉に詰めろがかかります。結局112手で行方八段の投了となりました。

終盤まで熱戦でしたので、行方八段も恐らく△7九銀あたりまでは十分指せていた内容だと考えていたのではないでしょうか。お二人ともお疲れ様でした。

渡辺竜王ご本人よる解説はこちらで

同日行われた他の対局では久保棋王対松尾七段は松尾七段が、深浦王位対堀口七段は深浦王位がそれぞれ勝ちました。松尾七段、初のB1で大活躍ですね。

この結果B級1組の昇級争いは、星勘定では8勝2敗の渡辺竜王と久保棋王。7勝3敗の深浦王位と松尾七段に絞られてきたようです。2月5日の渡辺竜王対深浦王位戦がいよいよ天王山の戦いですね。頑張れ竜王!

100108b1

◇投了図。後手の△7二玉をみて先手が投了。終局は23時32分。残り時間は渡辺竜王1時間8分、行方八段1分。

|

« Robot Watch更新せず | トップページ | NHK杯戦の郷田九段対山崎七段 »

将棋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208019/47241499

この記事へのトラックバック一覧です: B級1組順位戦11(10)回戦渡辺竜王対行方八段:

« Robot Watch更新せず | トップページ | NHK杯戦の郷田九段対山崎七段 »