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B級1組順位戦10回戦渡辺竜王対松尾七段

12月18日のB級1組順位戦10回戦、渡辺竜王対松尾七段戦を例によってネットで途中から観戦。(渡辺竜王と松尾七段は抜け番があったので、お二人にとっては9回戦ですね。)

両者共に現在6勝2敗で好位置につけており、また同じ所司七段門下の兄弟弟子。大相撲なら同部屋同士の対戦はありませんが、将棋の場合は同門同士でまさに星のつぶし合い。松尾七段は今期B1初参戦ですが、快調な戦績で注目の一人ですね。

先手は松尾七段。ノーマルな角換わり腰掛け銀の先後同形から、松尾七段が4五歩と仕掛ける展開に。この角換わり腰掛け銀の先後同形は、竜王戦七番勝負でも現れた戦型。虫は苦手でも後手番を全然苦にしない渡辺竜王にとっては、得意な土俵でしょう。

2六飛型から2八飛と駒を進める松尾七段。中盤は2筋3筋を中心とする攻防に。攻める松尾七段は、考慮時間を十分に使う慎重な進め方。対する渡辺竜王は比較的サクサクとした駒運びのようです。

72手目渡辺竜王は△8八歩と桂頭に歩を垂らして反撃開始。松尾七段も後手玉に王手を掛けてしのぎますが、竜王の的確な応接が続き、結局90手目で松尾七段の投了となりました。お二人ともお疲れ様でした。

今期は比較的短手数の対局が多い渡辺竜王ですが、この日の順位戦では最も早い終局となりました。同日はA級順位戦の佐藤九段対木村八段の対局も行われており、検討室にはあの羽生四冠も訪れていたようで、これは珍しい。

タイトルホルダー全員集合ですね。good

同日行われた他の対局では久保棋王、深浦王位、行方八段、山崎七段、豊川七段が勝ちました。この結果B級1組順位戦では、星勘定では久保棋王が8勝1敗でトップ、渡辺竜王が7勝2敗で2位ですが、6勝3敗の3位が三人おり依然接戦状態のままに。次の11回戦はこの現在1位2位の棋士と3位の棋士との対局となるので、大混戦になる可能性もあるわけです。見ているこちらとしては楽しみな棋戦ですが、昇級には渡辺竜王もまだまだ気が抜けないでしょう。頑張れ竜王!

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◇投了図。終局は21時9分。同日の順位戦7局の中では最も早い終局となった。残り時間は渡辺竜王2時間38分、松尾七段31分。

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コメント

ショック、ショック、大ショックです( ゚д゚ )
今、22期竜王戦の棋譜を保存する作業をしていて
渡辺竜王のプロフィールが目に入ったら、
ナント誕生日が私と同じではないですか!!
「4月23日」
永世竜王と永世級位の私が誕生日が同じ。
この4月23日生まれというのはこれまで有名人は誰もなく、どんな占いでも運勢の低い結果が出るので、自分の人生もさもありなんと諦めているとこがあって、
それが…将棋最高峰の座に居る人がいる。
そういう意味でもショックです。

投稿: 永世級位 | 2009年12月20日 (日) 23時29分

永世級位さん、こんばんは。

えっ渡辺竜王とお誕生日が同じなんですか!

竜王の著書”永世竜王への軌跡”で確認したら、確かに4月23日。しかも4月23日生まれは他に著名人がおられないとのこと。ますますスゴイ!

ひょっとして同い年?・・・ってそんなことはないか。でも虫が苦手とかありそうですね。(^ ^;)

運勢が低いどころか史上初の永世竜王と同じ誕生月日なのですから最高ではないですか。

棋力がアップすることは間違い無しだと思います。(^o^)/

投稿: ヒロビ | 2009年12月21日 (月) 19時57分

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