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2009年11月

第22期竜王戦第4局渡辺竜王が四連勝で6連覇

11月25日から岐阜県下呂市の水明館で行われていた第22期竜王戦、渡辺明竜王と森内俊之九段による7番勝負の第4局は、26日午後4時54分渡辺竜王が93手で勝ち4連勝となり防衛。この結果竜王の連覇記録を6に伸ばしました。

先手は渡辺竜王。タイトル戦ではすっかりポピュラーになった後手の”一手損角換わり”戦法から腰掛け銀に。渡辺竜王は早々に壁銀を解消するなど序盤から的確に指し手を進め、46手目で後手の封じ手となった後も、着実に指し続けて優位に進め、そのまま押し切る展開となりました。

それにしても竜王戦の渡辺竜王はとにかく強いなぁというのが実感。終わってみれば4局とも危なげのない勝ち方だったと思います。

前期は3連敗から4連勝という、タイトル戦史上空前の防衛をしたわけですが、(竜王ご自身はあまり何度も言われたくないかもしれませんが)今回の4連勝と合わせると8連勝ではありませんか。

竜王は現在順位戦で好位置につけている訳ですし、是非この調子で他の棋戦も頑張って頂きたいと思います。

関連情報は渡辺竜王のブログをご覧下さい。

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◇投了図。△2二玉なら▲2三金△同玉▲3二銀以下など。消費時間は渡辺竜王が6時間3分。森内九段が7時間57分。竜王は約2時間考慮時間を残した。

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NHK杯テレビ将棋トーナメント12月の放送予定

月末恒例のNHK杯戦の放送予定12月分です。

ソースは将棋講座テキストと「月刊テレビナビ」。

日付

対局者

解説

12/6 深浦康市 王位-阿久津主税 七段 三浦弘行 八段
12/13 丸山忠久 九段-藤井九段・近藤六段戦の勝者 木村一基 八段
12/20 森内俊之 九段-堀口一史座 七段 深浦康市王位
12/27 佐藤康光 九段-三浦弘行 八段 先崎 学 八段

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Web ブラウザ Sleipnir

今更ですがインターネットを利用するためには不可欠なWeb ブラウザ。絶対数ではやはりWindowsに付属のIE(インターネットエクスプローラー)を利用されている方が圧倒的に多いのでしょうか。

私が使わせてもらっているのはフェンリルさん開発のタブ型ブラウザでフリーソフトのご存じSleipnir。v.1.4.1あたりの頃から大変便利に利用させてもらっており、今はv.2.9.1になっています。

このSleipnir、デフォルトの状態でも不便なくサクサクと使えるのですが、カスタイマイズ性に優れ、マウスジェスチャーやインターフェイス等、ユーザーの好みで様々な要素をガンガン個性的にカスタマイズすることが可能です。

また複数のスキンやプラグインが発表されており、拡張性に優れているのも魅力。

さらにこのSleipnir、IEと同じくTridentと呼ばれるエンジンを使用してWebを表示しているのですが、フェンリルさん版のIE8を導入するとブラウジングがスピードアップすることが特徴になっています。

実際に試してみると私の環境では、2割程度のスピードアップが体感できました。むろんどの程度速くなるかはそれぞれの使用環境で異なるはずですが、試してみる価値は十分あると思います。

高性能で使い勝手に優れたこのソフト、サポートも充実しておりIEに満足されていない方はもちろん、満足している(またはIEしか知らない)方にも広くお薦めできます。

Sleipnir_2 ◇Sleipnir v.2.9.1。リンクバーやスタートページの天気予報地域などは若干カスタイマイズ。Windows 7にも対応している。スキンは標準のeleganceを使用。ご覧のように12月20日までキャンペーン実施中。

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将棋の日の番組を見て

雪の降る札幌で、ある喫茶店に入ったらその途端タバコの臭いがすごく鼻につきました。その店は分煙とか換気には無頓着らしく、とても居たたまれなく早々に退散するはめになりました。残念。

閑話休題。

既に投稿させてもらったように昨日21日は、11月17の将棋の日にちなんだ番組が教育テレビで放送されました。

前半は女流棋士と将棋パトロールということで、矢内女王、岩根女流二段、村田女流初段、中村女流一級が登場。「将棋パトロールって何?」と思う方もいるかもしれません。過去の対局の終盤で、どう見ても勝勢あるいはかなり優勢の局面なのに、不本意な緩手を指してしまって見事に逆転負け・・・という例を大盤を使って各女流棋士毎に紹介するというもの。これがなかなか面白かったですね。

中には司会の神吉六段が「えっ!? アホちゃうの!?」と驚く、いわゆる見事なトン死もありました。 プロでもこういう事があるんだぁ

矢内女王と地元の村田女流初段の公開対局の後、羽生NHK杯(四冠)と久保棋王の公開対局による次の一手名人戦です。衆人注目のもとで30秒将棋、おまけに阿部八段と山崎七段による大変にぎやかな解説付きでしたが、130手以上の本格的な対局で羽生NHK杯の勝ちとなりました。それにしてもやはり羽生さんは強いなぁというのが実感ですね。

あと感じたことですが、司会役の神吉六段は見事にこの種のイベントにハマってます。昭和プロダクション所属ということですが、知らない方が見たらまずプロ棋士とは思わず、吉本興業のタレントかと思うでしょう。それぐらい見事な司会進行でしたね。来年も是非また見ようっと。

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NHK将棋講座テキスト12月号

昨日は断続的な雪模様で、一時は辺りも雪化粧となりました。

恒例のNHK将棋講座テキストに掲載されている内容の紹介です。

将棋講座テキスト12月号「先崎学のすぐわかる現代将棋」

○今月のテーマ:不思議な戦法!?一手損角換わり

・飛車先を突かないのがメリット!?・・・・・12月6日放送
・シンプルな棒銀!これでつぶせるの?・・12月13日放送
・早繰り銀は切り札になれるか!?・・・・・・12月20日放送
・どこへ行くのか!?一手損角換わり・・・・12月27日放送

先崎学八段による将棋講座の12月のテーマは『不思議な戦法!?一手損角換わり』。ご存じプロ棋士の間では最近大流行の作戦がテーマです。例によって、やはりタイトルに"!"や"?"が多いようですね。ちなみに年が明けて1月のテーマは『三間飛車石田流』だそうです。

カラー口絵とインタビュー記事に登場するのは、片上大輔六段・北尾まどか女流初段夫妻。少々意表を突かれた格好のような気がしますが、北尾女流初段は10月号に続いての登場ですね。今年フリー棋士となって、かの渡辺竜王も驚いたと言うほどの話題をさらった北尾さんですが、口絵にはその北尾さんが考案された「どうぶつしょうぎ」も登場します。

そして掲載されている12月前半のNHK杯戦の放送予定は以下の通り。

12月6日  阿久津主税七段-深浦王位・畠山七段の勝者(解説:三浦弘行八段)
12月13日 丸山忠久九段-藤井九段・近藤六段の勝者(解説:木村一基八段)

いよいよ3回戦となりますが、個人的には木村八段の解説も楽しみです。

Kouza0912◇将棋講座テキスト12月号。表紙は片上大輔六段・北尾まどか女流初段夫妻。別冊付録は”なるほど三間飛車”。

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第35回将棋の日の出演者

以前投稿した11月21日(土)15:00~17:00教育テレビで放送予定の「第35回将棋の日」の出演者は以下の方々のようですね。たまたまNHKネットクラブなるサイトで知りました。
 
・第一部:女流棋士と将棋パトロール
・第二部:次の一手名人戦
「羽生善治 NHK杯(四冠) VS 久保利明 棋王」 

◇出演者

【対局】羽生 善治 NHK杯(四冠), 久保 利明 棋王,  【ゲスト】九段…谷川 浩司,  九段…有吉 道夫,  八段…井上 慶太,  八段…阿部  隆,  七段…山崎 隆之,  六段…村田 智弘,  四段…稲葉  陽,  女王…矢内理絵子,  女流二段…岩根  忍,  女流初段…村田 智穂,  女流一級…中村 桃子,  永世棋聖・日本将棋連盟会長…米長 邦雄,  九段・日本将棋連盟常務理事…淡路 仁茂, 
【司会】六段…神吉 宏充,  樋笠 多美

兵庫県・加古川市で録画されたものとのことです。多彩なゲストでファンの方は必見だと思いますが、個人的には渡辺竜王が出演されないのがちと残念。山崎七段とのコンビの解説等は最高に楽しいと思いますが。

次の一手名人戦はエキシビジョンでしょうから、比較的分かり易い展開になるのでしょうね。例の名人戦の際のように奇手の連発になると、まず誰も当たらないでしょうから。

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ASIMOのマグカップ

最近寒い日が続いていますね。先月末に既に愛車は冬タイヤに交換しており、雪対策は万全・・・のつもりですが、さすがにこの時期だと平地は積雪にはいたりません。

たまたまホンダ車に乗っているのですが、先日人型二足歩行ロボットの雄ASIMOのマグカップをディーラーからもらったので、ご紹介しておきます。それがどうしたの?と言われそうですが、一応ロボットつながりということでご了承を。

Mug_2 Mug_3 Mug_1

写真のように側面にASIMOのイラストとロゴ、取っ手や底面にもロゴやイラストがプリントされ、なかなか気合いの入ったデザインになっています。面白いのはスペック(仕様)までちゃんとプリントされていること。参考までに書いておきますと。

Key specifications of the new ASIMO
Heigth: 130cm
Width: 45cm
Weight: 54Kg
Running speed: 6km/hour
Normal walking speed: 2.7km/hour
Speed of running in a circular pattern: 5km/hour
Walking speed while carrying objects: 1.6km/hour

1年間のレンタル料金が2,000万円というASIMOですが、これを見るとAdvanced Step in Innovative Mobilityの頭文字に由来していることも分かります。

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第22期竜王戦第3局渡辺竜王が三連勝

11月10日から京都市の東本願寺渉成園で行われていた第22期竜王戦、渡辺明竜王と森内俊之九段による7番勝負の第3局は、11日午後4時26分渡辺竜王が104手で勝ち対戦成績を3連勝としました。この結果渡辺竜王は6連覇まであと1勝に

先手は森内九段。角換わり腰掛け銀の先後同形から、森内九段が仕掛ける展開となり、1日目は82手目まで進むという早さ。一気に終盤に突入という進行で、驚いていたら、2日制のタイトル戦で1日目に80手を越えるというのは、やはり極めて異例だそうです。

93手目▲3三角に対し、△3九飛車~△7九銀と渡辺竜王の厳しい指し手が効果的で、森内九段の投了となりました。96手目の△7九銀は検討陣の棋士の方々も予想外だったようですね。

本譜は終盤まで実戦例のある展開だったようですが、解説は渡辺竜王のブログをどうぞ。

第4局は11月25日、26日に岐阜県下呂市の水明館で行われるとのこと。

カド番となった森内九段ですが、好調な竜王に巻き返しとなるか注目です。

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◇投了図。消費時間は渡辺竜王が6時間5分。森内九段が7時間21分。

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ゴールデングラブ日本ハムが最多の7人受賞

11月7日の日本シリーズ第6戦日本ハム対巨人戦は0対2で日本ハムが敗れ、巨人が日本一に。ファイターズは毎回安打の13残塁で無得点と、内容的には完敗で勝てるような内容ではなかったですが、武田(勝)投手は良く投げていたと思います。11月になってもプロ野球を楽しめ続けたのですから、個人的には両チームに感謝ですね。

それにしても巨人の層の厚さ、特に亀井選手の大活躍には脱帽です。

プロ野球の守備のベストナインを選ぶ2009年度の”三井ゴールデン・グラブ賞”が10日に決まりました。

パ・リーグは日本ハムから鶴岡(捕手)、高橋(一塁手)、田中(二塁手)、小谷野(三塁手)、金子(遊撃手)、糸井(外野手)、稲葉(外野手)の各選手が選ばれ、球団史上最多の7人ということです。内野は何とファイターズが独占ですね。レギュラーシーズン12球団最小失策は伊達では無かったようです。

ちなみにパ・リーグの投手部門は西武の涌井選手、同じく残りの外野手はオリックスの坂口選手が選ばれています。

また11月1日の日本シリーズに先発して6回を投げ、勝ち投手になったダルビッシュ投手ですが、右手人さし指を疲労骨折していたそうです。元々故障リハビリ中の登板だったわけですが、とにかく無理せずに早く良くなってもらいたいものです。

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B級1組順位戦8回戦渡辺竜王対久保棋王

11月5日のB級1組順位戦8回戦、渡辺竜王対久保棋王戦を例によってネットで途中から観戦。

さばきのアーティストこと久保棋王は現在順位戦で6戦全勝と絶好調。また渡辺竜王にとっては、過去の対戦成績が1勝7敗と非常に相性の悪い相手です。竜王戦は2連勝と好調の渡辺竜王ですが、順位戦ではこの対局が大きな山場の一つであることは間違いないでしょう。

先手は渡辺竜王。ゴキゲン中飛車の久保棋王に対し角交換の展開になり、居飛車の渡辺竜王は船囲いです。前半から力戦模様に。

1筋を中心に攻める久保棋王。対する渡辺竜王は相手玉傍の7筋に橋頭堡を築き、攻めの土台を確保。

73手目の▲1七角と角を切って後手の玉頭に攻めを集める局面では、”「やった」「おお」「つええぇえ」。控え室からは歓声が上がった。”というコメントが付いていました。確かに▲1七角は鋭い一手。これはもう、控え室のプロ棋士の方々もほとんどネット観戦者状態ですね。

この調子だといずれ「▲9五桂キター━(゚∀゚)━!!!」とかいう歓声が上がりそう。

で、その後も竜王の攻めが繋がり、結局95手で久保棋王の投了となりました。終盤の1手争いは渡辺竜王が制しましたね。二人ともお疲れ様でした。

詳しい解説は渡辺竜王のブログでの解説をどうぞ。

この結果、B級1組の順位戦は久保棋王と松尾七段が6勝1敗で並び、渡辺竜王が6勝2敗で続くという接戦状態に。渡辺竜王の次の大きな山場は、2月に予定されている深浦王位戦辺りでしょうか。この勢いで竜王戦も是非頑張って頂きたいものです。

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◇投了図。終局は23時58分。残り時間は渡辺竜王28分、久保棋王1分。

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日本シリーズ第5戦:痛恨サヨナラ負け

11月5日東京ドームでの日本シリーズ第5戦日本ハム対巨人戦は2対3で日本ハムが痛恨のサヨナラ負けとなりました。

日本ハムの先発は藤井投手、巨人はエース、ゴンザレス投手。七回まで投げた藤井投手は巨人打線を4安打0点に抑える好投。が、1対0で迎えた八回建山~林投手で失点し、1対1の同点に。しかし九回表4番高橋選手のソロホームランで再び日本ハムが勝ち越しです。

九回裏、守護神・武田(久)投手が登場したところで、ファンは誰もがファイターズの勝ちパターンだと思ったはずですが、しかし・・・、先頭の亀井選手のソロホームランで同点。一死後に阿部選手にもソロホームランを打たれて、まさかのサヨナラ負けです。

シーズン中にもまず無い、極めてドラマチックな負け方にただ驚くばかり。

しかし巨人はよく打つなぁ。武田(久)投手はレギュラーシーズンを通して、今期初の負け投手ではありませんか。

これで対戦成績は日本ハムの2勝3敗ということで、巨人は日本一に王手が掛かりました。

7日から再び舞台を札幌ドームに移しての試合ですが、はたしてファイターズは踏ん張れるか。どうせなら7試合まで見たいものです。頑張れ!ファイターズ!!

◇日本シリーズ日本ハム試合結果

10/31 11/1  3  4  5
    ●    ○   ●  ○   ●
            巨人戦

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日本シリーズ第4戦:日本ハム快勝で2勝2敗のタイに

11月4日東京ドームでの日本シリーズ第4戦日本ハム対巨人戦は8対4で日本ハムが勝ちました。

日本ハムの先発は八木投手、巨人は高橋(尚)投手。八木投手はランナーを背負いながらも、五回まで三回の1失点でしのぎます。その後は建山~宮西~金森~林投手のリレーから最後は武田(久)投手が抑えるというおなじみの展開に。金森投手の失点はエラーがらみなのでやや不運でした。

日本ハムの攻撃の方は高橋選手のホームランや森本選手のスクイズなどの大技小技で8得点。この試合は終始巨人をリードする展開でした。リーグでは恐らく最もホームランの少ない4番打者と思われる高橋選手ですが、好調でしたね。この試合小谷野選手と並んで3安打の猛打賞です。

巨人は8回にラミレス選手の3ランで4点差にしましたが、3併殺打に8残塁と攻撃に繋がりがなかったのが痛かったですね。最後の小笠原選手の走塁で、二塁アウトはファイターズの守備を少し侮っていたかもしれません。

これで対戦成績は2対2のタイに。それにしてもやはり東京ドームはホームランが多いなぁ。

◇日本シリーズ日本ハム試合結果

10/31 11/1  3  4
    ●    ○   ●  ○
            巨人戦

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日本シリーズ第2戦:ダルビッシュ投手が登板

11月1日札幌ドームでの日本シリーズ第2戦日本ハム対巨人戦は4対2で日本ハムが勝ちました。

日本ハムの先発は故障のため42日ぶりの登板のエース、ダルビッシュ投手、巨人は内海投手。先発は八木投手か糸数投手で、ダルビッシュ投手の可能性は1割くらいだと思っていましたので、正直驚きました。

しかしダルビッシュ投手、やはり投球フォームには全く力がありませんし、序盤は表情もこわばったまま。こんなに調子が悪そうに見えるのは初めてで、五回まではもたないのではと思いました。

気力だけで投げているように見えるダルビッシュ投手。ところが状態が悪いなりにも、緩急をつけた変化球と時折見せる140Km後半の真っ直ぐで、巨人打線になかなか連打を許しません。

日本ハムは三回、2アウト走者無しから稲葉選手のソロホームラン、高橋、スレッジ、小谷野、糸井選手の連打で一挙に4点を先取。

結局ダルビッシュ投手は四回に亀井選手に2ランを浴びたものの、六回まで無難に投げ、その後は宮西、金森、武田(久)投手のリレーで追加点を許さず快勝。対戦成績を1勝1敗としました。

気になったのはヒットの出ない金子(誠)選手。金子選手に当たりが出れば、打線の繋がりが増すのは確かです。

3日からは東京ドームでの3連戦ですが、DH制が無くホームランの出やすい球場での戦い。さてどうなるでしょうか。

◇日本シリーズ日本ハム試合結果

10/31 11/1
    ●    ○
         巨人戦

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日本シリーズ第1戦:惜敗

10月31日にいよいよ始まった今年の日本シリーズ、札幌ドームでのナイトゲーム第1戦日本ハム対巨人戦は3対4で日本ハムが惜しくも敗れました。

日本ハムの先発は武田(勝)投手、巨人はゴンザレス投手。二回に巨人が谷選手のソロホームランで先制すると、その裏スレッジ選手が負けじとソロホームランで同点。5回の巨人は谷、阿部の両選手の連打から坂本選手の2点タイムリーで勝ち越し。日本ハムは九回に巨人のクローザーのクルーン投手を攻め立て、高橋選手のタイムリー二塁打で1点差としましたが、後続の小谷野選手が倒れ万事休す。

ホームでの初戦を何とか勝ちたかったファイターズですが、残念でした。しかし終盤は1点差の攻防でなかなか見応えのある試合だったと思います。小谷野選手のファインプレー等もありましたし、それなりに締まった展開に見えました。

振り返ってみると、日本ハムは12残塁とあと一つというところでヒットが出ませんでしたし、打者ではノーヒットの金子誠選手がブレーキ。逆にこの金子選手と田中選手が当たっていれば勝機は十分だと思われます。

巨人のゴンちゃんことゴンザレス投手はシーズン15勝だけあって、コントロールが非常に良かったですね。武田(勝)投手も谷選手には打たれましたが、クリーンナップは抑えていましたし、6回3失点とまずまずの内容だったと思います。

1日の第2戦ですが、巨人の先発は恐らく内海投手だと思いますが、日本ハムは糸数投手か八木投手か、多分スウィーニー投手ということは無いと思われますが、ひょっとして故障リハビリのエース、ダルビッシュ投手になるのか。要注目です。

◇日本シリーズ日本ハム試合結果

10/31 
    ●  
   巨人戦

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