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NHK杯戦の松尾七段対阿久津七段

7月5日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは1回戦第14局。松尾歩七段と阿久津主税七段の対局でした。松尾七段は予選からの勝ち上がり。阿久津七段は成績優秀で予選免除だそうですが、NHK杯では常連の一人で前期は3回戦まで勝ち上がっています。

解説は森内俊之九段。先週の深浦王位に続いて豪華な印象です。解説者と言えば今月は渡辺竜王も登場されるので、こちらも楽しみ。森内九段は対局者のお二人を若手と表現されていました。もちろん若手で間違いはないでしょうが、厳密に言うと若手~中堅あたりの世代に入ってきているように思います。森内九段や羽生四冠ですと、実績から行っても既に中堅~ベテランの間ぐらいの感じがしますが、どうでしょう。

いつも何だか妙に地味な格好に見える司会の矢内女王ですが、今回は明るいイエローの衣装で、より若々しく爽やかに見えます。矢内さんは手も良く見えていて、今回も森内九段から「当たりましたね!」と感心されていました。

両者の対戦成績は阿久津七段の5勝、松尾七段の3勝だそうで、互いに勝ったり負けたりの間柄。やや阿久津七段の方が分が良いのかな。

先手は阿久津七段。序盤はサクサク進み、相居飛車の戦型から互いに角頭を攻めて横歩取りに。後手は8五飛車と進めます。前期のNHK杯では横歩取りが見られなかったので、久々に登場する横歩取りということになります。

中盤、後手から角交換した後は、互いに桂馬を跳ねて攻め合いに。76手目△9九角成りで後手が馬を作った後は、先手が続けて攻める展開に。しかし今期B級1組に昇級した後手の松尾七段、攻守を変えて冷静に受けます。

111手目の▲7七銀。寄せきれない先手は一旦受けに回ります。詰むか詰まないか。攻める後手ですが、△4五桂は疑問手だったかもしれませんね。結局先手玉には詰みが無く125手で松尾七段の投了となりました。

投了後の両棋士は穏やかに言葉を交わしていましたが、熱戦のため感想戦の放送時間はありませんでした。

いつものことではありますが、感想戦が見たい対局はたいてい放送時間が足りないのが残念。

勝った阿久津七段の次の対戦相手は、行方八段ですね。こちらの対局も今から楽しみです。

Nhk090705

◇投了図。終盤の攻防で惜しくも後手が届かず。

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