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NHK杯戦の中川七段対北浜七段

6月7日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは1回戦第10局。中川大輔七段と北浜健介七段の対局でした。北浜七段は前期順位戦B級1組ということで予選免除。中川七段は予選からの勝ち上がりです。

中川七段は今期は既に解説者として登場されていますが、相変わらず良い色に日焼けされていますね。

戦績は中川七段が6勝、北浜七段が6勝と全くの互角。解説は三浦弘行八段。ご存じのようにA級棋士の方で、素朴な語り口が特徴ですね。

先手は北浜七段。戦型は相居飛車。三浦八段の言われるように攻め将棋の北浜八段ということで、相掛かり戦に。互いに飛車を走らせてストレートパンチの応酬です。中川七段の駒音はバシバシと小気味いい。

先手が序盤に▲9五歩と端歩を突いたのは、自玉の退路を開ける意味でしょうか。

波乱は86手目の△5七桂成。本来7一の地点の飛車を、例えば△6一飛車と逃がさなければならないはずですが、あら?切るのかな・・・。87手目▲7一馬で飛車取りだ。あらら、89手目は▲6一飛車で王手成桂取り!

こういう展開ではさすがに後手は苦しい。この後よく粘った中川七段ですが、北浜七段も落ち着いた差し回しです。結局131手で中川七段の投了となりました。

感想戦の時間は5分程。中川七段は開口一番「いやぁ、こんな手(前述の▲6一飛車)はうっかりしてちゃダメだね。」と盤面を2~3度指差しました。痛恨のうっかり。さすがに失敗したなぁという表情に見えます。早指しの棋戦はこういうことがあるから怖いですね。

一方、攻め将棋の棋風と言われる北浜七段ですが、冷静で紳士的な応接が印象的です。解説の三浦八段も、後半きちんと形作りを進める指し方に感心していました。

勝った北浜七段。次の対戦相手は、現在名人戦で王手を掛けている郷田九段ですね。

Nhk090607

◇投了図。先手の落ち着いた後半の差し回しが印象的。

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