« 可愛らしいタッチのジャズピアノで寛ぐ - 『グルーヴィー』 | トップページ | 50年代のモダンジャズを代表する1枚 - 『サキソフォン・コロッサス』 »

NHK杯戦の屋敷九段対佐藤五段

5月10日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは1回戦第6局。屋敷伸之九段と佐藤和俊五段の対局でした。解説は鈴木大介八段。屋敷九段はNHK杯戦ではおなじみの棋士、調べたら札幌市のご出身だそうで道産子です。佐藤五段は予選からの勝ち上がりですね。

解説の鈴木八段は振り飛車党の強豪で、やはりNHK杯戦ではおなじみの方ですが眼鏡をかけての登場。以前よりも貫禄が増してきた感じです。

両者の対局は少なく、対戦成績は佐藤五段の1勝となっています。先手は佐藤五段。戦型は先手がゴキゲン中飛車、後手が居飛車でこれは予想通り。23手目▲7八金と指したところで、屋敷九段が中座。トイレタイムでしょうか。何故か編集は無しなんですね。次の△7四銀は最近流行の戦法だそうで、序盤は定石に沿った流れで比較的穏やかな印象です。

47手目▲6四角と指す際に佐藤五段は長考、早くも考慮時間を使ってしまいました。しかし佐藤五段、後でこの▲64角は敗着級だったと悔やむことしきり。▲8五歩と指すか迷っていたんですね。感想戦では▲8五歩として飛車を走らせれば、先手良しだったとの検討がされていました。こういう話は将棋講座テキストの解説で話題になりそうです。

その後中盤は混戦模様でしたが、後半は△7二竜など上手い差し回しで後手が優勢に。96手目△7五馬で鈴木八段「目分量では第一感詰みがありそうです。」とのこと。大盤を使って寄せ手順の解説を始めました。

NHK杯戦では対局中の寄せの解説は意外に珍しいと思いますが、率直な鈴木八段らしい解説ですね。「実戦の進行を見てもらった方が・・・。」と言うので注目していたら、屋敷九段の指し手も解説通り! さすがです。「捨て駒捨て駒で詰め将棋の手順みたいですね。」とは司会の矢内女王。

結局110手で佐藤五段の投了となりました。感想戦は8分ほど、両者笑顔で和やかな雰囲気に見えました。勝ち上がった屋敷九段の次の対局相手は佐藤康光九段。またもや佐藤さんとの対戦です。

蛇足ですが司会の矢内さん、何だかいつも妙に地味な服装ですね。将棋講座のハッシーといい、最近のNHKさんはどうも将棋番組のレギュラー出演者の身なりに無頓着なようです。今回は特に黒ずくめのファッションで、まるで年配の女性がお通夜に出席するような格好。少々驚きました。春らしく明るいコーディネートにした方が素敵だと思うのですが、どうでしょう。

Nhk090510

◇投了図。以下▲2八香、△2五桂、▲2六玉、△3五金、▲1五玉、△2四銀、▲1四玉、△2二桂で詰みとなる。

|

« 可愛らしいタッチのジャズピアノで寛ぐ - 『グルーヴィー』 | トップページ | 50年代のモダンジャズを代表する1枚 - 『サキソフォン・コロッサス』 »

将棋」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208019/44967814

この記事へのトラックバック一覧です: NHK杯戦の屋敷九段対佐藤五段:

« 可愛らしいタッチのジャズピアノで寛ぐ - 『グルーヴィー』 | トップページ | 50年代のモダンジャズを代表する1枚 - 『サキソフォン・コロッサス』 »