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『恐ろしい勝負手』羽生四冠△9四歩の意図

話は少しさかのぼりますが、3月22日放送の第58回NHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝戦、逆転の一手に見えた話題の羽生四冠の△9四歩。その意図が知りたくなり、放送時解説者の渡辺竜王のブログの投稿にもあるように、詳しい解説が掲載されている将棋講座テキスト5月号を購入してみました。

決勝の観戦記事の執筆者は高野悟志氏。観戦記事のタイトルは『恐ろしい勝負手』。何だかホラー映画のタイトルのようですが、恐ろしい勝負手とはむろん件の△9四歩のこと。

後日羽生四冠に尋ねたという記事によれば、「とりあえず一番可能性がありそうな手で、詰まされるにしても難しいようにと」だそうで、結局「少しでもいい手を」という発想が勝利につながったようです。(福崎文吾九段なら「羽生マジックリンが出ましたね!」と形容しそう。sun

最後に羽生四冠の言葉が紹介されていますが、それによると「投了図で9三歩の形だと▲5五桂でぴったり詰みがあり(△5四玉には▲4五銀△6五玉▲5六金以下)、結構いい手だった」とのこと。秒読みに入った指し手ということを考えると、とりわけ△9四歩は奥深い一着だったように思います。

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◇終盤に羽生四冠がみせた「恐ろしい勝負手」△9四歩。読み切っていたのか、あるいは苦し紛れだったのかには関わらず勝敗を分けた一着となた。

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