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NHK杯戦の高橋九段対豊島四段

プロ野球日本ハムは西武を相手に敵地で3連勝。昨年の今頃は逆に西武に3タテをくらっていましたからえらい違いです。とにかく今のファイターズは、5割打者の金子を筆頭に良く打ちますね。

閑話休題。

4月19日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは1回戦第3局。高橋道雄九段と豊島将之四段の対局でした。解説は谷川浩司九段。高橋九段は順位戦A級復帰のベテラン。対する豊島四段はこの春から大学生となった注目の新鋭。

両者親子程の年の差があり当然ながら初手合い。豊島四段は今期がNHK杯戦初出場とのこと。この話題になり解説の谷川九段が尋ねます「今期初出場は一人ですか?二人ですか?」 司会の矢内女王「もう一人はここにいるみたいです・・・。」(笑)

いや確かに矢内女王も初出場でした。ただ対局の放送は恐らく盛夏を過ぎた頃だと思われますが。

考えてみるとA級復帰された高橋九段は中年の星。素晴らしいと思いますが、さらに考えるとA級28期の谷川九段もすごいですね。

先手は高橋九段。戦型は先手が居飛車、後手の豊島四段はゴキゲン中飛車です。豊島さんはオールラウンダーとのこと。

35手目ぐらいまではサクサクと進行。両者丁寧な駒組みで、先手の囲いは銀冠。後手は穴熊ですね。

両者とも丁寧な駒組みの印象。初手合いだとベテラン棋士の方はたぶんやりづらいでしょうね。40手目を過ぎた辺りから互いに長考に。3~4筋を中心とした攻防で前半の山場ですね。

84手目の△7四桂辺りから後手優勢に見え、手数が進むに従いそのまま勝勢に。結局108手で高橋九段の投了となりました。豊島四段にとっては金星でしょう。

感想戦の放送時間は16分程。まだ十代の豊島四段はあまりしゃべりませんね。次の対戦相手は棋界を代表する強豪森内九段。思い切ってぶつかって欲しいものです。

次回の放送予定は・・・と調べて見ると

4月26日 阿部 隆 八段 対 矢倉 規宏 六段
5月 3日 森下 卓 九段 対 小林 裕士 六段
5月10日 屋敷伸之 九段 対 佐藤 和俊 五段

となっています。お馴染みの棋士の面々が続々登場です。

Nhk090419

◇投了図。詰み手順は▲8七玉なら△7八銀。▲7七玉なら△6七金、▲8七玉、△7八飛車成、▲9七玉、8八銀。

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