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NHK杯戦の久保八段対行方八段

3月1日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、準々決勝第4局。久保利明八段と行方尚史八段の対局でした。

さばきのアーティストと呼ばれる久保八段は、現在棋王戦で佐藤康光棋王と5番勝負を争う振り飛車の実力者。対する行方八段は粘り強さと後半のスピーディで正確な寄せが持ち味の居飛車党。

過去の対戦成績を見ると久保八段が6勝、行方八段が8勝。さすがにこの両者のクラスとなると対戦が多いですね。そう言えば、順位戦でも2人とも渡辺竜王と同じ組です。

解説は大阪府は守口市出身の福崎文吾九段。確か昨年福崎九段が対局者で登場した時、感想戦で差し手の指摘を受けた際、「なんや?2人がかりかいな?」と切り返して一同を笑いの中に巻き込んでいましたっけ。NHK杯戦に登場するプロ棋士は数あれど、感想戦で笑いがとれるのは、この福崎九段くらいではないでしょうか。

先手の久保八段の戦型は中飛車。予想通りの振り飛車ですが、4手目、後手の行方八段は△3二飛車。あらら、居飛車のはずの行方八段は振り飛車だ。

前半はお互いに探り合いの雰囲気が強いような印象でしたが、60手目△3八銀辺りから俄然行方八段が攻勢となったように見えました。これは行方八段優勢かと思ったら、そうは問屋が卸さない、▲8四歩から久保八段の反撃開始です。

終盤は手に汗握る熱戦でしたが、結局99手で行方八段の投了となりました。行方八段は良く粘りましたが、振り飛車では本家の久保八段も終始落ち着いた差し回しでしたね。感想戦の時間は10分強ほど、さすがにこれまでとは異なり行方八段はやや元気が無いように見えました。

これでNHK杯戦はベスト4が出そろいました。3月8日の準決勝第1局は羽生四冠対久保八段。3月15日の準決勝第2局は佐藤NHK杯対森内九段となるわけですが・・・、NHKの番組サイトでは未定となっていますね。>NHKさん何故?

誰が優勝してもおかしくない顔ぶれですが、私の素人予想は野暮なのでよそう。

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◇投了図。良く粘った行方八段ですが、意表を突く振り飛車は最初から決めていた作戦のようです。

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コメント

3月8日のNHK杯は、棋王戦(佐藤-久保)3局目で重なっています。どうなるのでしょう?bearing

投稿: ハナハナ | 2009年3月 2日 (月) 12時37分

ハナハナさん、こんばんは。

NHK杯戦ですが、放送は録画によるものになっています。収録は1ヶ月以上前に行われているようですので、3月8日の棋王戦とは実際の対局は重ならないと思います。

それでは。

投稿: ヒロビ | 2009年3月 2日 (月) 17時27分

ありがとうございます。安心しましたcoldsweats01

投稿: ハナハナ | 2009年3月 2日 (月) 18時20分

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