○フロント・ボディフレームを取り付け・・・ない
もちろん週刊ロボザック32号のステップ・バイ・ステップでは、「フロント・ボディフレームを取り付ける」となっているのですが、肝心の右股関節部分のサーボモーターが無いのに、ボディフレームを取り付けても、早晩また取り外すはめになりそうですので、今回の組み立ては見送りです。
今号でフロント・ボディフレームを取り付けるのは、恐らくバッテリーの固定のためだと思いますが、総体的に考えると、やはりどうも組み立て過程の配分に無理があるように思えてしまいます。
今号は、私以外にも多くの読者が組み立てを見送るかも。
○『ロボベーシック』を使用し、マイコンボードをセットアップする
・シリアルケーブルを接続する
組み立てはパスし、いよいよパソコンとRZ-1を接続し初期設定を行います。
24号に付いてきたシリアルケーブルを取り出し、丸い1ピンのコネクターを、RZ-1の首のすぐ下のマイコンボードの上部にあるコネクターに差し込みます。
やってみると少々きついのですが、このコネクターは根元まで差し込まないと後で通信エラーになることがあるので、しっかり奥まで差し込むようにします。
次に、私のノートパソコンにはシリアルポートがないので、以前ドライバーをインストール済みの「USBシリアル変換ケーブル」を用意し、これを介して接続するようにします。
USBポートに変換ケーブルを接続し、デバイスマネージャを確認するとなぜかビックリマークが付いてます。
慌てず騒がず、一旦変換ケーブルを取り外し再度USBポートに差し込みます。
再びデバイスマネージャを確認すると、今度はCOMポート4として無事に認識されました。
・マイコンボードとの接続を確認する
ロボベーシックを起動し、メニューバーの設定→コントローラの形式からMR-C3024シリアルを選択。次に同じく設定→通信方式の設定から上記のCOM4を選択(あくまで今回の私の場合です)します。
続いてマイコンボードの電源スイッチをオンにし、ロボベーシックのコントローラ→コントローラ情報をクリックするし、情報ウィンドウが開くことを確認。
接続と通信は上手くいっているようで、コントローラーの情報は見事にステップ・バイ・ステップの記事と全く同じです。
・マイコンボードに初期設定プログラムを送信する
ロボベーシックのエディター画面で、記事に従い「DIR G6A,1,1,1,1,1,1・・・」と4行のプログラムを打ち込み、コンパイル→オブジェクトコード作成でコンパイルした後、コンパイル→オブジェクトコード転送でマイコンボードへプログラムを転送します。
転送ウィンドウが現れ、転送は無事終了。
ちなみにこのDIR命令、ロボベーシックコマンド説明書によれば、サーボモーターの回転方向を設定するもの。
今回はグループ毎に全て正回転を指定しているようです。
・ロボザックで音楽を演奏してみる
週刊ロボザックによる初期設定はこれで終了ですが、折角ですからサーボモーターのケーブルを接続しなくても動作を確認できる、個人的に疑問に思っていた命令も転送してみることにします。
PLAY "M4GGAA GGE GGEED"をコンパイルして転送・・・、何もおこりません。
次にMUSIC "O34GGAA GGE GGEED"をコンパイルして転送、見事にそれらしい音楽が鳴りました。
やはりMR-C3024での音楽演奏は、PLAY文ではなくMUSIC文を使うことが分かりました。
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