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2007年8月

販売対象は最新号の6号前まで

本家週刊ロボザックの公式サイトのパーツ販売ページを覗いてみると、パーツ別売り販売対象は、創刊号~最新号の6号前までとの告示が新たにされています。

現在全国版は32号までの発行ですから、一応26号辺りまでが販売対象ということになりますね。

同ページのパーツ販売価格表を見ると、22号に対象外のマークがあるものの、依然として対象は21号までとなっているようです。

しかしこのパーツ別売り販売、どれくらいの方が利用しているのかな。

いつも思うことですが、もしサーボモーターやバッテリーなども販売対象なら、恐らく2,000円でも飛ぶように売れることは間違い無し。

期間限定でサーボモーターも販売してもらえないかなぁ。

でもやはり無理か。書店でバックナンバーを注文するのが確実ですね。

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プログラミング・シミュレーターについて考える

以前の投稿でもインストール時の不具合について書きましたが、ロボザックのツールでは良くも悪くも、最も注目を集めているのはやはりプログラミング・シミュレーターではないでしょうか。

このシミュレーター、創刊号からキーアイテムとして紹介されていますし、「ステップ・バイ・ステップ」では何度もモーションデータと共に大々的に解説されているため、なんだかRZ-1の組み立てと動作に不可欠なソフトウエアなように思われているようですが、本当にそうでしょうか?

前にも少し書きましたが、実はこのプログラミング・シミュレーターにはマイコンボードへのデータ転送機能が実装されていないのですね。

つまり転送機能を持つロボスクリプトやロボベーシックが走らないのは、まさしく致命的と言えますが、シミュレーターが走らないのはロボザックをコントロールするという意味では必ずしも致命的とは言えないようです。

その証拠によく考えてみると、ロボザックのOEM元のROBONOVA-Iでは、プログラミング・シミュレーターなるものは付属していないではありませんか。

これはなぜかと考えると、プログラミング・シミュレーターの第一目的は、何と言っても一年がかり(先行版ではなんと最長約2年2ヶ月)で組み立てを行う読者向けにバーチャルRZ-1を動かすためで、ROBONOVA-Iの方は、むしろそんな暇があれば実物を動かした方がよほど手っ取り早いからに他ならないからでしょう。

3Dのグラフィックスがグリグリ動くプログラミング・シミュレーターは、確かに人目を惹きますし、ロボザックに特有なモーションも理解しやすいかもしれません。

しかし、実物のロボザックを動かすロボスクリプトやロボベーシックを差し置いて、直接にはバーチャルRZ-1しか動かせないプログラミング・シミュレーターの方が派手に取り扱われるのは、何だか自己撞着のような気がしてなりません。

動くべきソフトが動かないのは確かに問題ですが、必ずしも必須とは言えないプログラミング・シミュレーターの不具合で苦情や抗議が寄せられているとすれば、デアゴスティーニ社の思惑が裏目に出た結果、と言えなくもないようです。

Aisatsu ◇何かと注目のプログラミング・シミュレーターだが、これが無くてもロボザック本体は作動可能。しかしロボベーシックが動かないと、ロボザック本体も作動しないことになるので要注意。

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32号までの組み立て状態(音楽も演奏してみる)

○フロント・ボディフレームを取り付け・・・ない

もちろん週刊ロボザック32号のステップ・バイ・ステップでは、「フロント・ボディフレームを取り付ける」となっているのですが、肝心の右股関節部分のサーボモーターが無いのに、ボディフレームを取り付けても、早晩また取り外すはめになりそうですので、今回の組み立ては見送りです。

今号でフロント・ボディフレームを取り付けるのは、恐らくバッテリーの固定のためだと思いますが、総体的に考えると、やはりどうも組み立て過程の配分に無理があるように思えてしまいます。

今号は、私以外にも多くの読者が組み立てを見送るかも。

○『ロボベーシック』を使用し、マイコンボードをセットアップする

・シリアルケーブルを接続する

組み立てはパスし、いよいよパソコンとRZ-1を接続し初期設定を行います。

Rz_32_2 24号に付いてきたシリアルケーブルを取り出し、丸い1ピンのコネクターを、RZ-1の首のすぐ下のマイコンボードの上部にあるコネクターに差し込みます。

やってみると少々きついのですが、このコネクターは根元まで差し込まないと後で通信エラーになることがあるので、しっかり奥まで差し込むようにします。

次に、私のノートパソコンにはシリアルポートがないので、以前ドライバーをインストール済みの「USBシリアル変換ケーブル」を用意し、これを介して接続するようにします。

Rz_32_1 USBポートに変換ケーブルを接続し、デバイスマネージャを確認するとなぜかビックリマークが付いてます。

慌てず騒がず、一旦変換ケーブルを取り外し再度USBポートに差し込みます。

再びデバイスマネージャを確認すると、今度はCOMポート4として無事に認識されました。

・マイコンボードとの接続を確認する

ロボベーシックを起動し、メニューバーの設定→コントローラの形式からMR-C3024シリアルを選択。次に同じく設定→通信方式の設定から上記のCOM4を選択(あくまで今回の私の場合です)します。

続いてマイコンボードの電源スイッチをオンにし、ロボベーシックのコントローラ→コントローラ情報をクリックするし、情報ウィンドウが開くことを確認。

接続と通信は上手くいっているようで、コントローラーの情報は見事にステップ・バイ・ステップの記事と全く同じです。

・マイコンボードに初期設定プログラムを送信する

ロボベーシックのエディター画面で、記事に従い「DIR G6A,1,1,1,1,1,1・・・」と4行のプログラムを打ち込み、コンパイル→オブジェクトコード作成でコンパイルした後、コンパイル→オブジェクトコード転送でマイコンボードへプログラムを転送します。

転送ウィンドウが現れ、転送は無事終了。

ちなみにこのDIR命令、ロボベーシックコマンド説明書によれば、サーボモーターの回転方向を設定するもの。

今回はグループ毎に全て正回転を指定しているようです。

・ロボザックで音楽を演奏してみる

週刊ロボザックによる初期設定はこれで終了ですが、折角ですからサーボモーターのケーブルを接続しなくても動作を確認できる、個人的に疑問に思っていた命令も転送してみることにします。

PLAY "M4GGAA GGE GGEED"をコンパイルして転送・・・、何もおこりません。

次にMUSIC "O34GGAA GGE GGEED"をコンパイルして転送、見事にそれらしい音楽が鳴りました。

やはりMR-C3024での音楽演奏は、PLAY文ではなくMUSIC文を使うことが分かりました。

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31・32号到着

8月27日(月)に週刊ロボザック31・32号到着。

前々回の投稿で書いたように、31号は既に書店で購入し組み立て済みです。

31号のパーツはバッテリーとゴムカバーが1つずつ。

32号のパーツはタップ付きU型ブラケット、厚型スプラインホーン、厚型ホイールホーンがそれぞれ1個ずつ、M2.6×6mmタッピングネジが2個、M2×4mmタッピングネジが8個、そしてワッシャーが1個

31号の作業は既に終了。

問題は32号の作業ですが、今イチその内容に合点が行きませんので、組み立てを行うかどうかは微妙なところですね。

パソコンとRZ-1を接続し、初期設定を行う作業のみになりそうです。

Rz_32 ◇写真向かって左側が週刊ロボザック32号、右側がそのパーツ

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6,000アクセス経過とマイコンボード初期設定

気が付いたら8月26日にアクセス数が6,000を越えていました。

週刊ロボザックの組み立ての方も、既に5分の3以上を経過していますが、訪問して下さる方々には感謝しております。

31号までの組み立てで、とりあえずバッテリーの取り付けと充電まで進み、マイコンボードが作動するようになりました。

実は以前からマイコンボードの動作に関して確認したい点があるので、本当はシリアルケーブルを接続して、データ転送を行ってみたい気持ちもあります。

しかし、本家週刊ロボザックの公式サイトで、マガジン内容の案内を見ると、32号で「ソフトウエアを使って初期設定を行う。」とありますので、その時にでもチャンスがあれば確認してみたいと思います。

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31号までの組み立て状態

○バッテリーを取り付け、充電する

・バッテリーを取り付ける

まず専用キャリーBOXからロボザックを取り出し、黒いボディカバーを外してマイコンボードが見える状態にします。

そしてボディに取り付けられたボトム・ボディフレームのネジを指で回し、取り外します。

Rz_31_2 31号に付いてきたバッテリーを取り出し、写真を参考にケーブルをかるく折り曲げボディの中に入れ、マイコンボードのスイッチがオフになっていることを確認し、コネクターを白いソケットに差し込みます。

この時、コネクターの凸部が上で、赤のケーブルが向かって左側になるように注意します。

Rz_31_3ケーブルをフレームの溝に入れ、外したボトム・ボディフレームを取り付け、ピンで取り付けます。

バッテリーは両肩のサーボモーターの間で、ボトム・ボディフレームの上に乗っているだけの状態。

完全に固定されている訳ではないので、注意が必要です。

・充電し、テストする

"ステップ・バイ・ステップ"には、故障の原因となるので充電前にスイッチがオフになっていることを確認するように繰り返し記述されているので、マイコンボードのスイッチオフを確認しておきます。

Rz_31_4 30号に付属のチャージャーを取り出し、ケーブルのピンを先ほどのバッテリーコネクターの隣にあるソケットに差し込みます。

Rz_31_5 チャージャーをコンセントに差し込むとインジケーターが赤く点灯。

充電が完了すると緑色になります。

充電にかかる時間は約1時間とのことですが、今回は52分ほどで充電を完了しました。

早速、チャージャーを取り外しスイッチを入れてみます。

ピロロンという音がマイコンボード上の圧電ブザーから鳴って、テストは無事終了。

"ステップ・バイ・ステップ"では、その後スイッチをオフにしてバッテリーコードを抜くように指示があります。

バッテリーコードの引き抜きは結構力が必要なようで、コネクターの破損も心配になりますが、これを抜かないとボディカバーが仮留めできないので、抜いておくことにします。

再び専用キャリーBOXへロボザックを戻して、今回の作業は終了です。

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31号を書店で購入

8月24日(金)に週刊ロボザック31号を書店で購入。

31号のパーツはバッテリーとゴムカバーが1つずつ。

私の場合は直送の定期購読ですので、本来は次週に31号と32号が送られて来るのですが、バッテリーは消耗品の1つですので、予備を確保するために31号だけ、予め書店に予約を入れておき入手したのでした。

ちなみに、30号にはなぜか裏表紙がありませんでした、31号には通常通り裏表紙が付いています。

さあ、バッテリーをロボザック本体に取り付け、充電だぁ。

Rz_31 ◇写真は週刊ロボザック31号とパーツのバッテリーとゴムカバー

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アンケート集計結果とシミュレーターの不具合

先日投稿した「週刊ロボザックのここが不満だぁ」アンケートですが、ぼちぼちこの辺りで集計結果の報告をしてみたいと思います。

1)ウチのPCにはシミュレーターがインストールできません・・・11票
2)左足の組み立て中に右足のフットカバーが付いてきたよ・・・・9票
3)公式サイトを見たら未だにブログリンクが近日公開のまま・・・3票
4)週刊のはずがいつの間にか隔週刊になってます・・・・・・・・・1票
5)動作テストしたらブラケットに指をはさまれたよ~・・・・・・・・・0票

5)週刊ロボザックの読者じゃないので不満なし・・・・・・・・・・・・0票

零細なこのブログの訪問者数を考慮に入れ、これらの数字を真面目に受け止めると、想像以上に多くの方々がプログラミング・シミュレーターが正常に動作せずに苦労されているようですね。

1位になったシミュレーターの不具合の原因は、次の3つに恐らく大別できるでしょう。

A)使用しているOSが対応していない。

サポートされているのが、Windows XP/2000に限られているので、Meや98などの古いOSはもちろん、困ったことに今年登場したVistaにも対応していません。当然、Mac OSには未対応です。Macな方にはこちらで公開されているソフトをお勧めします。

B)パソコンのハードウエアが対応していない。

一応3Dのグラフィックスを動かすソフトですので、ビデオボードやチップセットの性能が十分でないと上手く動いてくれません。そうかと言って思い切って最新機種に変更しようとすると、OSがVistaになってしまい、これまたサポートされないというジレンマが生じることも・・・。

C)DirectXやMicrosoft.Net Frameworkが適切にインストールできていない。

プログラミング・シミュレーターを動かすためのコンポーネンツである、DirectX等が正常にインストールされていないとエラーになってしまいます。

困ったことに、DirectX は単純な上位互換にはなっておらず、また例えば同じ 9.0c にもいくつかのマイナーバージョンが存在するようです。さらに、特定のバージョンの DirectX パッケージにしか存在しない DLL もあるため、一筋縄では行きません。

思うに、この辺りがDirectXがWindowsトラブルの常連上位に定着している所以でしょう。

当サイトへもCould not find any compatible Direct3D devicesという検索ワードで訪れてくれる方が少なくありません。

デアゴスティーニ社でも「プログラミング・シミュレーター・ユーザーガイド」を提供してくれたり、「『プログラミング・シミュレーター』に関するお知らせ」などの案内を同梱したりしていますが、いかんせん、これらの対処で効果が期待できるのは上記C)の場合のみ。

そもそもA)やB)のケースではほとんど何の意味もありません。

この場合、もし予算があればネット通販などで結構販売されている、Windows XP搭載の新しいパソコンを入手するのが、手っ取り早いのですが・・・。

プログラミング・シミュレーターを走らせるためだけにパソコンを新調、それも古いOSのものというのでは、やはり二の足を踏んでしまいますね。

以前にも書きましたが、OSの移行時期に、このような微妙にハードルの高いソフトを供給するのは、正直、人騒がせというか罪作りな気がしてなりません。

最後に、アンケートに参加して下さった皆さん、ありがとうございます。

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ロボザック今後の制作過程と右股関節部分

本家週刊ロボザックの公式サイトで、新たに31号から33号のマガジン内容が更新されましたね。

それによると今後のRZ-1の制作過程は、

31号:バッテリーを取り付け、充電する

32号:フロント・ボディフレームを取り付ける

33号:右足:足首のU方ブラケットを組み立てる

となっているようです。

創刊号の制作過程の説明では、右足の組み立ては35号からとなっていましたので、33号からというのは、やや早いかなという印象です。

それと、32号で7号に付属してきたフロント・ボディフレームが、ようやく日の目を見るようですが、気になるのは未だ右股関節部分のサーボモーターが取り付けられていないこと。

肝心要のサーボモーター抜きで、長尺物のフレームを取り付けて大丈夫なのだろうか?

それに右股関節部分のサーボモーターを取り付ける際には、マイコンボードを一旦取り外すことになるはずで、そうなるとテストのために接続されている各ケーブル類ももちろん取り外さなければなりません。

そのような訳で、個人的には是非右股関節部分のサーボモーターを先に供給してもらいたいものですが、当然発行元のデアゴスティーニさんでは既に配本準備は進んでいるはずで、アフター・ザ・フェスティバル。後の祭りですね。

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ロボット雑誌の廃刊

今月8月6日ぐらいから、時々訪問させてもらっていたロボットライフ誌のサイトに突然アクセスできなくなりました。

不審に思い先日書店に確認したところ、どうやら予告なしで廃刊になってしまったようです。

雑誌の廃刊は珍しくないと思いますが、ロボット専門雑誌は数が少なく、ロボットライフ誌自体も隔月刊でしたので、やはり寂しい感じがしてなりません。

考えてみると、週刊ロボザックも49号まで行けば、RZ-1が一応完成。

そうなれば、一挙にホビーロボットのオペレーターが増加し(実際、これまでに無かった規模の機体が一度に稼動することになるように思われます。)、ロボット雑誌の売り上げも増える・・・かもしれないのに。

最終刊になった7月号の表紙を飾ったのは、奇しくもROBONOVA-Iでした。

R_life7◇最終刊となった7月号。モデルさんの本仮谷ユイカ嬢だけでなくロボットの方にも注目。

<著作権上問題があれば写真は削除します。>

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リンク集にサイトを新たに追加しました

猛暑も一段落。ようやく当地らしい爽やかな風が吹くようになりました。

さて、久々に左サイドバーのリンク集に、サイトを2件新たに追加しましたので紹介します。

1件は"ROBONOVA情報局 Wiki"でROBONOVA-Iのマイコンボードやサーボモーター等の技術情報のサイト。

ロボザック関連の詳細な技術情報が必要な時にも、参考になりそうです。

もう1件は"Robomic"で自作のroboBASICやシミュレーターソフトを公開されているmiconoさんのサイトです。

本家週刊ロボザックの掲示板でも紹介されていますが、miconoさんはマックでロボザックを使えるように、本格的なユーティリティソフトを開発されておられる方。

Windows版も同時に公開されており、やや重いかもしれませんが、情報量も多くMacな人も、そうでない人も一見の価値があるように思います。

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30号には同じ表紙が2つ

週刊ロボザック30号ですが、よく見ると何故か裏表紙が無くて、同じ表表紙が2つついています。

このようなことは初めて。

では裏表紙は無いのかというとそうでもなく、実はクイックチャージャーが入っていた箱の裏が裏表紙になっているのですね。

なぜ、こうなったのか? 単純なミスなのか? 何か意図するものがあるのか?

理由は分かりませんが、31号はどうなるのか、注目です。

Rz_30_2 ◇裏表とも同じデザインの表紙の30号(向かって右側が本来の表紙)

<著作権上問題があれば写真は削除します。>

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30号までの組み立て状態

○チャージャーを確認する

今回は組み立てが無く、付属してきたバッテリー充電用のクイックチャージャーを確認するだけです。

Rz_30_1 充電器と言っても、乾電池などを充電するボックス型のようなものではなく、写真の通りACアダプターのような形状です。

貼付のラベルを見るとハイテックの銘があるのがご愛敬。

このチャージャー、充電の際にバッテリーを取り外す必要が無いのは良いのですが、週刊ロボザックのステップ・バイ・ステップによると、取り扱いに十分注意が必要だとのこと。

以下に引用すると、

「最も危険な行為は、チャージャーをつないだままの状態で、マイコンボードの電源スイッチを入れること。チャージャーがつながれた状態で、もしスイッチをオンにしてしまうと、マイコンかサーボモーターが破損することがある。瞬間的にボンと壊れることはないが、じわじわと破損が進行し、やがて正常に機能しなくなる。従って、チャージャーをつないで充電するときは、必ずスイッチがオフになっていることを確認し、充電中も絶対にオンしないように、注意しなければならない。」

おいおい、スイッチがオンのままで充電というのは、結構ありそうな状況じゃないの?

ノートパソコンなどは、スイッチがオンでもオフでも別に壊れることなく充電できるし(当たり前だの声が聞こえてきそう)、トラブルが予想されるのなら、スイッチオンでも正常に充電できるように設計するのが、普通ではないだろうか?

フェイルセイフという概念が無いのだろうか>デアゴスティーニさん、というかハイテックさん

次号ではバッテリーが供給されるようですが、人間にはミスが付きもの。自分もこんなことに注意しなければならないかと思うと、正直あまりありがたい気分ではありません。

うっかりスイッチオンのまま充電する読者が続出し、苦情や抗議の嵐といったことにならなければ良いのですが。

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29号までの組み立て状態

○左足:足首を組み立てる

・サーボモーターを完成させる

最初に29号に付属のサーボモーターをテストボードに接続し、いつものように動作テストをします。

例によってビューッ、ビューッと問題なく動作をすることを確認。

Rz_29_1 次にケーブルが出ている側のサーボモーターの切り欠け部分を、ペンチで折り、ゴムパッキンを溝にはめて、ボトムケースBをサーボモーターにかぶせ、28号に付いてきたM2×12mmタッピングネジ2本を使って締めます。

おなじみの作業ですが、ボトムケースをかぶせる向きに注意し、焦らずにタッピングネジを締めるようにします。

次に28号に付属の厚型ホイールホーンを、ワッシャーとM2×6mmタッピングネジを使って取り付けます。

取り付けたら、ホイールホーンがくるくると自由に回ることを確認しておきます。

続いてサーボモーターをひっくり返し、スプラインホーンを取り付けます。

スプラインホーンを、シャフトのピンが小穴に収まるようにはめ込んだ後、さらに根元側に押しつけピンがホーンと同一面にあることを確認し、28号に付属のM2×6mmを穴に差し込み、どんどん締めます。

写真を参考に付属のステッカーを、斜めにならないように貼り付けたらサーボモーターは完成・・・なのですが、よく見るとボトムケースとサーボモーターに思ったよりスキマがあるので、一旦ホイールホーンを外しネジの増し締めを行います。

締めすぎはサーボの動作不良の原因になるようですので、注意しながら作業を行い、再びホイールホーンを取り付けて完成。

・左足にサーボモーターを取り付ける

スプラインホーン側の黒いネジ2本をドライバーを使って抜き取ります。

Rz_29_2 左足部分を用意し、今回完成させたサーボモーターを方向に注意して、I型ブラケットに取り付けます。

スプラインホーン側は外した黒いネジを、ホイールホーン側は28号に付属のM2×18mmタッピングネジを使い締めます。またホームベース形の頂点はM2×5mmタッピングネジを使って締めます。

この際、1本ずつ一挙に締めるのではなく、3本それぞれ少しずつ締めるようにします。

・U型ブラケットを左足に取り付ける

念のためにサーボモーターをテストボードに繋ぎ、ニュートラルの位置出しをしておきます。

次に26号で組み立てたU型ブラケットを取り出し、折り返しの短い方をサーボモーターにはめ込みます。

前回もそうでしたが、このはめ込みは少々きついので、U型ブラケットを結構強く手で押し広げながら行うようにします。

U型ブラケットへの取り付けは、26号に付属のM2×4mmタッピングネジを使用するのですが、同サイズのミリネジと混在しているため、例によって識別をしておき、間違えないように注意する必要があります。

Rz_29_3 またスプラインホーン側のネジを締める際には、根元側のネジ穴が数字の[8]にくるようにします。

後はタッピングネジを、ホイールホーン側とスプラインホーン側4本毎に、少しずつ締めてゆき完成。

これまでのところ、私が愛用しているドライバーD1P2-1は、ロボザックとは相性が良く、ネジ締めの際に余計な力を加える必要もないので、作業がスムーズに行えなかなか快適です。

せっかく締めたネジですが、以前に書いたように、ROBONOVA-Iのマニュアルを見ると、ケーブルクランプを取り付けるため、後々この左足の部分だけでも一旦5本のネジを取り外し、再度締め直さなければならず、ネジ頭がナメることが懸念されますが、その際にもドライバーの性能の差が出そうです。

Rz_29_4今回はそれなりの分量の作業でしたが、出来上がった部分を単独で見ると、あまりロボットの足には見えず、何だか曲がった細長いオブジェといった感じですね。

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トップページを変更すると・・・

例によって今日もまた暑い。室温が32℃以上という状態です。

8月12日に、トップページを試しに「アンケート」に変更してみたのですが、検索サイトから"ロボザック"で検索してみると、あれれ?従来のように1ページ目に当ブログが表示されません。

よく考えてみると、今まで検索サイトからこのブログのトップページとしてリンクされていた「はじめに」が別の記事に変更されてしまったため、検索サイト側から見つけられなくなった可能性があるような気がします。

零細なこのブログは、検索サイトから訪問される方の割合が大。

いずれトップページは元に戻す予定ですが、注意が必要ですね。

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29・30号到着

8月12日(日)に週刊ロボザック29・30号到着。

今回は前回とは打って変わり、いつもよりやけに梱包が厚く感じられます。

それもそのはずで、袋から出してみると30号が29号のようないつもの段ボール重ねの包装ではなく、箱入りになってます。

厚みでいうと、29号が約29mm、30号が約58mm程でしょうか。

あと29号には「『プログラミング・シミュレーター』に関するお知らせ」、なるプリントが同梱されていました。

内容は例のプログラミング・シミュレーター・ユーザーガイドを要約したようなもの。

このような案内がわざわざ送付されるところを見ると、恐らくプログラミング・シミュレーターのインストールに関しては、相当な数の苦情・抗議がデアゴスティーニ・ジャパン社へ寄せられているんでしょうね。

閑話休題

29号のパーツはサーボモーターとステッカーが1つずつ

30号のパーツはクイックチャージャー(充電器)が1個。

バッテリーより先に充電器が供給されるということになりますが、バッテリーがあっても充電できなければ意味が無いので、妥当なところなのでしょう。

今回の供給パーツは少ないのですが、前回までに供給されたパーツが結構な量になるので、組み立て甲斐がありそうです。

Rz_29_30 ◇写真向かって左側が29号、右側が30号。30号は箱入りで厚い。

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表紙のロボザックの間違い探し その後

今日の最高気温は33℃。

お盆に入ってから、蝦夷地とは思えない連日の残暑です。

さて、以前の”表紙のロボザックの間違い探し”で指摘した

「先ず足首のU型ブラケットを見てみると、左足の上側の折り返しが小さいのに対し、右足の上側は折り返しが大きくなっています。つまり上下逆に取り付けられているんですね。」

と言う点ですが、週刊ロボザック27号と28号の表紙のRZ-1の右足首のU型ブラケットに注目。

よ~く気を付けて眺めると、どうやら週刊ロボザック28号の表紙から修正されているように見えます。

直後の29号で足首の組み立てに入るわけで、その際さらに多くの読者から誤りを指摘されるという、あまりありがたくない可能性も予想されますから、この是正は当然正解でしょう。

ただしもう1つの、右腕のサーボモータの切り欠け部分が取り去られている点はそのまま。

あとこれは別に間違いという訳ではないと思いますが、ふと気が付くと表紙のロボザックのサーボモーターのステッカーには、「4N300」などのケーブル種別を表す記号が全く表示されていないのですね。

実物のロボザックと表紙のロボザック、改めてよく見れば微妙に違うというお話でした。

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ご不在連絡票が入っていました

今日も暑い一日でしたね。

最高気温は32℃程、私の所では恐らくこの夏一番くらいの暑さだったと思います。

お盆の墓参りから戻ってみると、郵便受けにペリカン便の「ご不在連絡票」が入っていました。

週刊ロボザック29号と30号が到着の模様です。

そういえばお盆の夏期休暇対策のためか、30号は通常よりもかなり早く、8月11日の発売なんですね。

当ブログも、夏期休暇の8月16日までの間、試みにトップページを前回投稿のアンケートに換えてみたいと思います。

抽選で豪華景品が当たり・・・はしませんが、引き続き皆さんのアンケートへのご参加をお待ちしております。

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アンケート:週刊ロボザックのここが不満だぁ!

暦の上では早くも立秋が過ぎましたが、暑い毎日が続きますね。

息抜きに、というか皆さんの日頃の不満のガス抜きの意味もこめてアンケートの第2弾です。

名付けて”週刊ロボザックのここが不満だぁ!”

ご用とお急ぎでない方は、アンケートに参加してやって下さい。

やり方は簡単。該当する選択項目をクリックするだけです。

ちなみに集計結果もすぐ分かりますよ。

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逆立ちは頭を使え

週刊ロボザック28号の『ステップ・バイ・ステップ』では、『RZ-1 モーションCD-ROM3』に収録されているデータの紹介がされています。

その紹介記事の中の「逆立ち」に関する部分で、興味深い記述がありましたので少し紹介してみると・・・

「ここで言う「逆立ち」とは、頭と両腕で体を支えるいわゆる3点倒立のことだ。ほかのホビーロボットの組み立てキットでは、頭部がむき出しのサーボモーターでできているものもあるが、RZ-1にはバランスが取りやすくデザインされた頭部を載せているため、こういったアクロバティックな動きにも適応力が高い。」とのこと。

「頭部がむき出しの」という特徴から、誰もがすぐ思い浮かべるホビーロボットは近藤科学社のKHRシリーズでしょう。

あのビル・ゲイツも購入したというエピソードがあるらしいKHRシリーズで、実は私の好きな機体がKHR-1HV。

二足歩行ホビーロボットの王道を行く高性能な本体に、オプショナルパーツも豊富で魅力的なロボットだと思います。

ただ強いて泣き所をあげるとすると、やはりサーボモーターがむき出しの頭部ということになり、デザイン的にもちょっと損な気もします。

もっともロボザックの方も、いずれ頭部にIRセンサーを取り付けることになるはずで、そうなると本当に3点倒立が可能なのか疑問符が付いてしまいます。

KHR-2HVには見栄えのする専用のボディーカバーがあるのだから、KHR-1HVにも3点倒立可能なボディーカバー(そういったものが可能かどうか分かりませんが)が提供されれば面白そうですね。

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ロボスクリプトに必要な呪文

週刊ロボザック27号の『ステップ・バイ・ステップ』(5ページ)の「クリックしてモーション名を確認」に、見逃せない記述がありました。

赤枠で囲われた部分、

This is roboScripts file!
Do not edit this contents!

この2行がロボスクリプトとしての識別の命令になっているようです。

勝手に和訳すると本来は「ロボスクリプトファイルでっせ。内容を編集してはあきまへん。」というような意味になるのでしょうか。

いってみれば、ロボスクリプト用の一種の呪文のようなものでしょう。

プログラミング・シミュレーターには、どうやらマイコンボードへの転送機能が無いようですので、作成したデータはコピー&ペーストで『ロボスクリプト』などに貼り付けて転送するか、ソースデータを編集して読み込ませるか等をしなければなりません。

その際に役に立ちそうなのがこの2行の呪文ですが、いろいろ試してみると、別段この2行無しでも拡張子が「rsf」のテキストファイルなら、ロボスクリプトでエラーにならず読み込めるようです。

その際、当然ロボスクリプトの命令文やパラメータ以外のものは、編集画面には表示されません。

さらに判明したこと。

以前の投稿で、"Run"ボタンを押して実行させようとすると、「Communication Error!」の表示が出現と書きましたが、面白いことに、エラーになるのは決まって「PTP ALLON」の行で、例えばMOVE文だけのプログラムだとエラーにはならないようです。

いずれにしても、識別の命令があっても無くても読み込めるというは、少々不思議な感じがしますね。

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パーツ別売り販売 その6

昨日19号の分が追加されていることを投稿したばかりですが、本家週刊ロボザックのウェブを覗いてみると、8月4日にバーツ別売り販売で21号の分も追加されていました。

週刊ロボザック21号の付属パーツの内容は以下の5種類。

『RZ-1 モーションCD-ROM 2』×1
H型ブラケット×1
M3x5mmサポートピン×4
M3x4mmタッピングネジ×4
M2x5mmタッピングネジ×2

今回も価格は1、200円、送料は別で250円とのこと。

CD-ROMは別にするとして、この中でもM3×5mmサポートピンは21号だけの供給のはずだと思います。

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パーツ別売り販売 その5

本家週刊ロボザックのウェブを覗いてみると、昨日(8月3日)にバーツ別売り販売で19号の分が追加されていました。

週刊ロボザック19号の付属パーツの内容は以下の7種類。

ボトムケースB×1
ワッシャー×1
M2x18mmタッピングネジ×2
M2x12mmタッピングネジ×2
M2.6x6mmタッピングネジ×2
M2x4mmタッピングネジ×8
『RZ-1 モーションCD-ROM 1』×1

価格は1、200円、送料は別で250円とのこと。

手間のかかる別売りをしてもらえるのは、ありがたい話ではありますが、ボトムケースやタッピングネジなどは、はたしてどのくらいの需要があるのでしょうか?

ちょっと聞いてみたい気もしますね。

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5,000アクセスを経過して

3月21日の昼にこのブログを開設し、3月31日の夜、テキスト型のアクセスカウンターを設置して、8月2日の朝に5,000アクセスを記録しました。

ご覧のように、単独テーマの零細なブログですから、4ケ月半足らずで5,000アクセスというのは予想以上の数だと思います。

この機会に、先日投稿した好きなロボットアンケートのこれまでの結果を書いておきましょう。

1位:ロボザックRZ-1(6票)

2位:ROBONOVA-I(3票)

以下同数3位:KHR-2HV(1票)

         マノイPF01(1票)

         ドラえもん(1票)

         ロボットには興味なし(1票)

とりあえずロボザックが1位なので少しホッとしています。

このアンケート、今のところ設問が最大6つしか設定できないのですが、それにもかかわらず真面目に投票して下さった皆さん、どうもありがとうございます。

抽選で豪華景品が当たります・・・ということはないのですが、引き続きアンケートへの参加をお待ちしてます。

訪れてくれる方々に感謝しつつ。

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モーションCD-ROM3を利用する

週刊ロボザック27号に付属の『RZ-1 モーションCD-ROM3』のデータを利用できるようにします。

やり方は21号に付属の『RZ-1 モーションCD-ROM2』と全く同じ。

CDをパソコンのドライブにセットし、起動した画面のコピーしたいモーションのボタンの上でマウスを右クリック、「対象をファイルに保存」をクリックし、好きなフォルダーにコピーします。

その際「名前を付けて保存」ダイアログボックスが開くので、ファイルの種類をすべてのファイルに変更して「保存」をクリックします。

今回も収録されているデータは全部で9つ。

・8歩小走り  ・前転  ・後転

・逆立ち  ・左前パンチ  ・右前パンチ

・あおむけ   ・前方起き上がり  ・自己紹介

これらのデータの解説は28号以降の『ステップ・バイ・ステップ』で行われるとのこと。

前転、後転、逆立ちとアクロバティックな派手な動きも多いですが、プログラミング・シミュレーターで読み込んで動かしてみると、開始時と終了時のバーチャルRZ-1の位置の変化が分からないためか、接地ボタンを[解除]にしても、さすがに実際の動きのイメージとはかなり異なるように見えます。

ちなみに今回付属のこのCD-ROM3、プロパティを表示させると使用サイズは前回のCD-ROM1や2よりも小さい556KB程。

毎回同じことを書くようですが、この小さなサイズだと本当はCDで供給する容量ではないですね。なんだか勿体ない気がします。

ただし、同じものを短期間で大量に製作するという観点では、やはりCDになるのかなぁ。

Zenten ◇なんだかそうには見えないプログラミング・シミュレーターでの前転

<著作権上問題があれば画像は削除します。>

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左足用のフットカバーは49号に付きます

おなじみ本家週刊ロボザックのサイトにあるパーツ一覧のページでは、第26号の分がいつの間にか「フットカバー(右足用)×1」となっていますね。

確か以前は「フットカバー×1」だったと思います。

26号のフットカバーが右足用というのは、既に書いたように事実ですが、後になって(右足用)を追加するのは、何だか後出しジャンケンにも似た方法にも思えます。

さらに興味深いのは「※左足用のフットカバーは49号に付きます。」と追記されていることです。

49号というのは、週刊ロボザックの読者が皆待ち望んでいる、一応ロボザックが完成し動き出す節目の号。

その完成号に今組み立てている左足用のフットカバーが供給され、これから組み立てることになる右足のフットカバーが既にもう供給済みというのは、やはりどうもちぐはぐな感じが否めません。

当サイトのサブタイトルにもあるように、元々ロボザックの組み立てには忍耐力が要求されますが、左足の完成は49号まで待て、というのはまた随分気の長い話のような気がします。

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