ROBONOVA-Iの日本語マニュアルを読んで
前の投稿にも書いていますが、最近しばしば参考にさせてもらっているのがROBONOVA-Iの日本語マニュアル。
組み立て方やその注意事項などは勿論、各ツールのインストール方法や使用方法にも触れられており、ROBONOVA-I及びOEMのロボザックについて概観するのに重宝します。
マニュアルの約半分は組み立て作業に関する記述で、冒頭に組み立て前の確認事項として英文表示の部品表が載っているのですが、私のようなロボザックの読者は毎号ちまちまと少しずつ送られてくるパーツに慣れおり、いきなり50数種類のパーツを見せられたら、思いっきり退いてしまいそうです。
あと、この部品表には「(部品たちのExploded Viewと部品の品名、数量などを切符で記入する。この部分は二つのページを留守にしてください)」という記述がありますが、これって何だか日本語として変じゃありませんか?>ハイテックマルチプレックスジャパンさん
組み立て作業に関しては、週刊ロボザックのものとはいくつか相違点があり、例えばロボザックでは左腕から組立を開始しましたが、ROBONOVA-Iでは足の組み立てから開始するといった具合です。
またロボザックでは、サーボモーターの出力側のホーンをスプラインホーン、反対側をホイールホーンと呼んでいますが、ROBONOVA-Iではサーボホーン、フリーホーンと呼んでいます。
用語の違いと言えば、ロボザックがタッピングネジなのに対し、ROBONOVA-Iではタッピングネジだったりボルトだったりします。
また、「ブラケットとサーボを組み立てた後は必ず動作範囲を確認すること。」という指示があるのも、ロボザックとは異なります。
どうやらROBONOVA-Iの方はテストボードが付属していないようです。
さて、マニュアルの組立作業の解説を読んで最後に気付いたこと。
それは、最終的にサーボのケーブルを固定するために、ケーブルクランプの装着をしなければならないのですが、そのため各手足のサーボとブラケットを固定しているネジのうち、19本ほどを一旦外さなければならないということです。
何だかどうも手間のかかる作業になりそうです。
一応心の準備をしておきましょう。
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